【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

NGOスタッフの記憶に残る「ギフト」(5) ~「元」難民との出会い

世界では国内避難民または難民となった人が6850万人もいる(UNHCR)。そしてその多くが、アフリカやアジアの途上国で発生している。 アフリカにあるルワンダは、国土は近畿地方ほどの小さな国でありながら、国内に5つの難民キャンプがあり、近隣国...

NGOスタッフの記憶に残る「ギフト」(4)~今日は贈り物~

11月も終盤となり、クリスマスや年末の足音が聞こえる季節になりました。 まだ少し気が早いですが、2018年/平成30年は、皆様にとってどのような一年でしたか。 私にとっては、国内での活動を中心に様々な経験をし、目まぐるしくも濃密な一年でした...

『喉かわいたね』が招いた愛~NGOスタッフの記憶に残る「ギフト」(2)~ある難民からのプレゼント~

先日、ウガンダのビディビディ難民居住地に出張へ行ったとき、1人の青年に出会いました。 彼は、今年の2月に紛争の続く南スーダンから逃れて来て、現在ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の運営しているピースクラブ(Peace Club)に所属し...

先生、ありがとう~NGOスタッフが見た光(6)~ヨルダンで輝く光~

シリア難民と受け入れ地域のヨルダン人の子どもたちの教育支援のためにヨルダンに赴任して3年と7ヵ月が経ちました。 これまでの時間があっという間だったと感じる反面、いくら支援を続けても学習や情緒に問題を抱えている子どもたちの数が多すぎて自分が無...

巨大台風ハイエン通過から間もない2013年11月、被災した子どもたちを訪ねた筆者

NGOスタッフが見た光(3)「忘れないで」をスルーしない

フィリピンに大きな被害をもたらした超大型台風ハイヤンの発生から、もうすぐ5年になります。 直撃の約1か月後に現場に入った私は、ある少女と出会います。 そして彼女が、文字通り「ジェットコースター」のような波乱万丈な人生を歩むのを見ることになり...

NGOスタッフが見た光(2)~モスルから届いたキラキラの笑顔~

以前、まだ幼かった我が子を連れて外出すると、子どもに吸い寄せられるように近づいて来て、あやしたり話しかけてくださるご婦人にしばしば遭遇しました。当時は常にずっしりと重い我が子と、着替え・おむつ・飲み物等の詰まった大きなバッグを抱え余裕がなか...

ビディビディ難民居住地に住む子どもたちと筆者

難民の子どもたちの笑顔から

4月より、ウガンダ北西部にあります、アフリカ最大の難民居住地の近くで駐在をしている大井です。 私が担当している事業地 、ビディビディ難民居住地には、目黒区や豊島区の人口と同じ程度の27万人が生活をしており、そのうちの7割もの数を子どもたちが...

イラク、モスルでの新規事業スタート! -事業スタッフの想い-

かつて美しい旧市街がシンボルだったイラク北部の街、モスル。 2014年以降、武装勢力の第2の拠点として支配され、その後の奪還作戦では激しい戦闘が繰り広げられました。街は壊滅的な打撃を受け、住民の約半数が家を追われました。逃げ出すこともできず...

モーセと筆者

18歳、難民居住地で暮らす。将来の夢はジャーナリスト。

内戦の只中にある南スーダンは、絶望的な状況だ。 でも、18歳のモーセは、そう捉えていない。 父を内戦で失い、孤児となったモーセは、2016年9月、たった一人で南スーダンのイエイという町からウガンダのビディビディ難民居住地に逃れてきた(下の地...

補習授業の先生(中央のベストを着た女性)も子どもたちと一緒に遊んでストレス発散のお手伝いをします

「あの人がいてくれたら」

シリアで内戦が始まってもう7年も経ってしまいました。 ワールド・ビジョン・ジャパンはヨルダンでジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成金と日本の皆さまから頂いた募金で運営する教育事業を行っており、今年で5年目になります。一貫して紛争の影響...

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