【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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難民の子どもたちの笑顔から

4月より、ウガンダ北西部にあります、アフリカ最大の難民居住地の近くで駐在をしている大井です。

事業地の子どもたちと筆者

事業地の子どもたちと筆者

私が担当している事業地 、ビディビディ難民居住地には、目黒区や豊島区の人口と同じ程度の27万人が生活をしており、そのうちの7割もの数を子どもたちが占めています。

今日は支援現場で出会った子どもたちの笑顔をお届けしたいと思います。

難民・避難民の数が毎年増加していく中、難民や彼らをとりまく紛争についてメディアで報道されるようになり、昔に比べて難民の話題がみなさんに少し近くなったのではないかと思います。
そのような中、テレビで報道される深刻な現状や彼らが直面する課題からでは、どうしても「とてもかわいそうな人」「私とは関係のない人」「全く想像もつかない場所にいる人」と思ってしまいがちではないかと思います。

私もこの仕事を始める前までは、「難民」の人々とは、どこかで常に距離を感じていたことを覚えています。しかし、この1年以上難民の方々と日々仕事をしている中で、彼らのいろいろな「顔」を見るようになり、わたしたちと全く違う人ではなく、もしかしたらどこかで友だちになっていたかもしれないぐらい、同じ世界で一緒に暮らしている仲間なのだと思うようになりました。

ワールド・ビジョンは難民居住地内でチャイルド・フレンドリー・スペース(CFS)を運営していますが 、そこではいろんな子どもたちの顔が見られます。

CFSでスポーツを楽しむ女の子たち

CFSでスポーツを楽しむ女の子たち

毎日友だちとスポーツをして楽しんだり、スポーツに負けて悔しいので勝てるまで勝負を挑んだり、できる限り精一杯のおしゃれな格好をしてCFSに参加しに来たり、そこで出会った思いを寄せる人と恋をしたり、それを冷やかすような友だちが周りにいて恥ずかしかったり、仲良しの友だちと遅くなるまでおしゃべりをしたり、将来のことを考えて悶々としながらも、めげずに勉強を頑張っていたり。そんな子どもたちを毎日見ていると、場所や生活環境が変わるだけで、根っこの部分では私たちと全く変わらない人生を生きているのだと強く感じます

ピースクラブに参加する若者

ピースクラブに参加する若者

みなさんも小学校から高校時代に、大恋愛を経験したり、生涯の友だちと出会って毎日おしゃべりをしたり、遊んだり、けんかをして仲直りをしたり、一生の思い出をお持ちの方がいらっしゃると思います。
私は、日々出会う難民の子どもたちにも、自分がそうだったように、たとえ場所や環境が変わったとしても、今いるところで精一杯、充実した人生を生きて欲しいと願っています

私がおせっかいにそんなことを思わなくても、難民の子どもたちは毎日元気にCFSに参加をしていて、人生を楽しもうとする姿を見かけます。子どもたちの写真をご覧ください。これらは全て、私の事業地で見かける子どもたちの様子です。

CFSで遊ぶ子どもたち

CFSで遊ぶ子どもたち

CFSで友人とダンスを楽しむ子どもたち

CFSで友人とダンスを楽しむ子どもたち

ワールド・ビジョンが運営をするCFSで遊ぶ子どもたち

ワールド・ビジョンが運営をするCFSで遊ぶ子どもたち

子どもたちがこんなにも希望に満ち溢れた笑顔で一生懸命生きているのであれば、なぜ、私が精一杯彼らのために努力しないことがあろうか、と思わされる笑顔です。
彼らの生活が少しでも良くなるように。素敵な笑顔で生活ができる子どもが一人でも増えるように。私も経験できたような子ども時代の思い出を、難民の子どもたちが1人でも多く経験できるように。これからも最前線での支援を頑張ってまいります。

引き続きのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

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ワールド・ビジョン・ジャパンは、故郷を追われた人々への物資支援とともに、子どもたちへの補習授業による教育支援を行っています。今、手を差し伸べることで、子どもの未来は変わります。難民支援のための募金にご協力ください

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CFSで遊ぶ子どもたち

CFSで遊ぶ子どもたち

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この記事を書いた人

大井 光一ウガンダ駐在 プログラム・コーディネーター
早稲田大学法学部卒業。
エルサレム・ヘブライ大学法学修士(国際法・人権)修了。
国際人道法を中心に学ぶ。難民支援機関でのインターンを経て2015年1月に入団。2018年4月からウガンダに駐在し、南スーダン難民支援を担当。2019年3月退団。
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