【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

想いを運ぶ

最近、どうもお米に対する愛情表現が上手くできない。 それは、お米の研ぎ方が荒くなってきたとか、食後のお茶碗に残る米粒が増えてきた、とかいう話ではない。むしろ、湯気だった白米を見つめた時に心に湧き上がる、日本の伝統的主食としての誇りに、わずか...

「夢ならいっぱいあるさ、ありあまってるよ」

先日、中米ホンジュラスへ出張する機会に恵まれた。 30歳前後のアラサーの同僚2人と、かろうじて40代の私、3人の旅である。 往路、羽田空港でアラサー同僚とチェックインしたら、空港スタッフが 40代の私に、「あなたはお母さまですか?」と笑顔で...

プランCを生きるということ

幼稚園の文集によると、僕の将来の夢は「野球の解説者」だった。 だけど、その理由はまるで覚えていない。なぜ野球選手でなく、解説者なのだろう。そもそも幼稚園生の自分は、野球の解説なんて聞いたことがあったのか。人生のほとんどを「サッカー少年」とし...

ボリビアでのクリスマス会にて

子どもを想う力 ~もうすぐクリスマス

週末、2歳の長男と外で遊び、手や顔を真っ赤にして家に帰る。 寒さが身に凍みる今、熱くて甘いココアで体を温め、ぼうっとする時間は至福だ。 ほっと一息つきながらココアを飲んでいると、ふと思い出される冬の光景がいくつかある。 小学生の頃、サッカー...

すっかりリラックスしたチャイルドと榎木さん

「あなたがいる」という幸せ ~支援地訪問ツアー~

皆さま、旅はお好きですか。ずっと恋焦がれた地に訪れたり、友人との卒業旅行に行ったり、旅の数だけ思い出もあると思います。しかし、旅先で思わず涙を流した経験はあるでしょうか。 初めて会うのに、愛しくて、嬉しくて、思わず抱きしめて涙する…、そんな...

私がワールド・ビジョンで働く理由 ~ブラジルで見た影~

先月から始まったワールドカップも終盤にかかり、いよいよ4強のチームがぶつかります。日本は残念ながら、予選で敗退しましたが、私は開催国のブラジルが優勝してほしいと願っています。 その理由は、実は私は日系ブラジル人3世としてブラジルで生まれ育っ...

犯罪組織と関わり命を落とした友人の墓を訪れたダニエル

内戦の傷癒えぬエルサルバドル 暴力と恐怖連鎖 「心の貧困」防げ

この記事はワールド・ビジョン・ジャパンの松岡スタッフが執筆し、2013年10月7日付SANKEI EXPRESS紙に掲載されたものです。 中米の小国、エルサルバドル。四国と淡路島を合わせたほどの面積に約630万人が暮らす。国名はスペイン語で...

赤の他人から特別な人へ

赤の他人から特別な人へ

人と人をつなぐものは様々ある。あるきっかけで瞬時にしてまったくの赤の他人が特別な人になることがある。 悪いケースだが、何も起こらなければ会うこともないであろう人とたまたま交通事故を起こしてしまったら、被害者と加害者というような特別な関係にな...

ハイチ日記4 ハイチの離島

ハイチ日記4 ハイチの離島

首都ポルトープランスから、国連が運行するヘリコプターで北西にあるラゴナーブという島を訪れました。前回のブログの中でお伝えした現地ニーズ調査の結果を実際の支援につなげていくための事業地訪問が今回の目的です。 GPSロケーションのずれもあり降り...

ハイチ日記3 現場ニーズ調査

ハイチ日記3 現場ニーズ調査

現在支援を実施している首都ポルトープランス以外の地域で、ニーズ調査を始めています。 これは地震に被災した人々が今どんな現実に直面し何を必要としているのかを知り、それらを受けて私たちが今後どこでどのような活動を実施していったらよいか長い目で検...

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