【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

右側のニャウアルが手に持っているのが、食糧を受け取るための引換券

南スーダンの人々に食糧と栄養を!

2015年10月22日。この日の南スーダン・ジュバUNハウス内の国内避難民キャンプでは、いつものようにさんさんと照る太陽は見当たらず、小雨から大粒の雨へ変わり、一度止んだと思ったらまた降り出す、その繰り返しでした。雨が降っている間は、食糧が...

NGO「ワールド・ビジョン」の施設で豆乳を飲むようになり栄養状態が良くなった子供たち。手に持っているのは、豆乳の搾りかす

食欲の秋と世界食料デー

食欲の秋ですね。 みなさんは秋の味覚、もう食べましたか? 私は最近旬のさんまや栗、かぼちゃを食べました。旬の食材は滋味深く、体にも心にもおいしいですね。 さて、10月16日は「世界食料デー」 です。 ワールド・ビジョン では、この世界食料デ...

アフガニスタンの女の子

いよいよ明日!サッカーワールドカップ予選 日本対アフガニスタン戦

2018年に開催されるFIFAワールドカップロシア大会のアジア2次予選で、アフガニスタンと日本は同じグループで対戦します。(ほかにはシンガポール、シリア、カンボジアが同じグループになっています) その日本対アフガニスタン戦がいよいよ明日、イ...

難民キャンプで、弟を抱いて歩く男の子

解決見えない南スーダン 紛争の先にいる子どもたち

世界で一番新しい国、南スーダンが再び内戦状態になってから2年半以上がたつ。2013年12月15日、「銃撃戦が始まった」と、首都に滞在していた同僚から連絡があり、東京事務所は騒然となった。 首都で発生した武力衝突は、あっという間に南スーダン各...

意識啓発活動にてコミュニティが子どもを学校に通うように訴えかけている様子

教育は命を救う~世界難民の日によせて③~

「お母さんは南スーダンで亡くなったんだ。それでも、僕は学校に通い続けることにしたよ」 そう語るのはエチオピアの南スーダン難民キャンプに暮らす、18歳のチュオル君(仮名)。チュオル君は南スーダンの紛争から逃れるため、家族と離れ離れになって、1...

補習授業の子どもたち

しんどくてつらい仕事を、私が続ける理由~世界難民の日によせて②~

「見て!今日は満点だった!」 と嬉しそうにこちらにやってきた女の子は、算数のプリントを見せてくれた。Very goodと先生に書いてもらったプリントには、キラキラの星のシールが貼ってある。良かったねぇ、とニコニコしていたら、写真をせがまれて...

ヨルダンで補習授業を受ける男の子

緊急事態だから、教育を。~世界難民の日によせて①~

「教育」と聞くと、たいていの人が、大切なもの、という認識をしているのではないだろうか。では「教育」が「緊急」なことと思ったことは、あるだろうか。 この仕事に携わるまで、私は教育を受けられることに、全く何の感謝もなかった。 学生当時の自分は受...

毛布を配布する筆者(右)

ネパール地震緊急支援 その2 機上でのこと

ネパールに向かう機内でたまたま隣に乗り合わせたカトマンズ市内在住のネパール人、バタライ夫妻とお話しする機会を得た。彼らは現在オーストラリアに住む息子さんの結婚式に出席した帰りとのことであった。 ご主人のミトラさん(59歳)は、「無事の息子の...

ネパール地震緊急支援 その1 ネパールまでの道のり

ネパール地震緊急支援 その1 ネパールまでの道のり

さる4月25日、ネパールを襲ったM7.8大地震発生から約1週間。すでに現場で我々ワールド・ビジョン(WV)が開始した被災者支援の現況確認と今後の支援調整のため、私は現在首都のカトマンズに向かう機上にある。 今回の現場渡航は、出発地の成田空港...

意識啓発活動の様子_未来のための教育と生徒が書いたバナーを持って行進

難民との出会い~その4~  南スーダン難民の教育事情

「万人のための教育*」とはよく言ったものだ。すべての人が教育受けられるようになるために、立ちはだかる壁はあまりに大きい。 以前のブログで書いたように、私は、エチオピアにおける南スーダン難民キャンプで小学校の環境整備、運営等を担当している。学...

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