【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

首都圏の中高生に当時の写真を見せながら、震災体験を語る「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」のジュニア・リーダー(JL)

中高生の熱意 復興への提案書に

宮城県南三陸町と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろう。美しいリアス式の地形と海や山の豊かな恵み、活気あふれる復興市など、いくらでも挙げることができるのではないだろうか。 私は「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」を真っ先に思い...

家族で飲む水を運ぶアレクサンダー君(6)。台風発生直後、ワールド・ビジョン・ジャパンはライフラインが破壊された地域に安全な水を届けた

フィリピン台風1年 悲しみ乗り越えるために笑う

2013年11月8日、台風30号(英語名ハイエン)がフィリピンを襲った。最大瞬間風速100メートル超という、観測史上まれに見るこの超大型台風により、レイテ島やサマール島などフィリピン中部の島々で猛烈な暴風と高潮が発生、死者6,200人以上、...

移動診療で健診を受ける子ども2

忘れないでアフガニスタン!

こんにちは。ワールド・ビジョン・ジャパンに入団してちょうど一年になりました、平井です。 ところでみなさんは、アフガニスタンという国を知っていますか? アフガニスタン・イスラム共和国、通称アフガニスタンは、中央アジアにある国で、パキスタン、イ...

左からアシュレイちゃんジョアナちゃんメルシェちゃん(2014年11月)

フィリピンを襲ったメガ台風から1年

約1年ぶりに現場に訪れた私を、コミュニティの子どもとお母さんたちは同じ場所で迎えてくれました。 1年前は、家と仕事を失いながらも、とつとつと静かに状況を話してくれたお母さんと子どもたち。やしの葉や竹で急ごしらえした小さな掘っ立て小屋に、複数...

ヨルダンの難民キャンプで遊ぶ子どもたち

とがった心

書くのをためらったが、現状をお伝えするために、事業の調整のために訪れた学校で出会った男の子の話をしたい。 校長室で、先生と事業について相談していたところ、小学校3、4年生くらいの男の子と、お母さんが現れた。 おもむろに、校長先生が厳しい顔で...

事業予定地の学校の子どもたちと

子どもたちの心の栄養

そろそろ半年がたとうとしているが、5月からヨルダンという国に赴任している。 ヨルダンでは、ジャパン・プラットフォームの助成を受け、主にシリアから逃れてきた子どもたちへ向けた教育支援を行っている。 ヨルダン政府の発表によれば、同国には今までに...

教員採用面接の様子

難民との出会い~その3~難民キャンプの日常

エチオピア西部のガンベラ州に駐在し、南スーダン難民への緊急支援に携わるようになってから、約2カ月が経った。私は難民キャンプから約45km離れた小さな町ガンベラの「事務所兼スタッフハウス」にて、10人の現地スタッフと一緒に暮らしている。 事業...

事業地の子どもたちと筆者

難民との出会い ~その2 ~南スーダン難民

私のもう一つの難民との出会いの場所は、エチオピアの西端にあるガンベラ州の南スーダン難民キャンプであった。 ガンベラ州には、南スーダンの紛争から逃れてきた難民18万人以上(うち約7割は子ども)が、おもに難民キャンプで生活している。私は、難民の...

南スーダン緊急人道支援と私② ~物資はどう届く?~

南スーダン共和国内では、昨年12月に生じた武力衝突により内戦状態に陥り、約130万人が避難生活を余儀なくされています。 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、最大の激戦地の一つであったマラカルを州都とするアッパーナイル州内でも特に、避難...

避難する途中で生まれた男の子を見守るお母さん。父親は殺された

南スーダン 憎しみの連鎖が子どもをむしばむ

「安全で安心できるところなんてどこにもないわ!」 今年5月、エチオピアの西の外れ、ガンベラにできたばかりの南スーダン難民キャンプで、女の子が発した言葉だ。 彼女は、昨年(2013年)12月末以降に始まった南スーダンアッパーナイル州の戦闘から...

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