【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

エチオピア 南スーダン難民キャンプ 教育事業で学んでいる生徒たち

祈りと誓い:南スーダンでの平和の鐘をいま!

昨年2016年7月9日、南スーダンの独立5周年の記念日に、紛争影響の困難の中を歩む南スーダンの人々の希望を応援したい気持ちを込め、ともに南スーダン支援を実施しているジャパン・プラットフォーム*の加盟団体とともにシンポジウムを実施しました。 ...

難民の気持ちを想像してみるということ

皆さんは、命の危険を感じて、着の身着のまま、母国から避難しなければならなかった難民の子どもたちの気持ちを想像してみたことはありますか? 故郷を追われ国外に避難する難民の人々(2016年7月) ワールド・ビジョン・ジャパンのプログラム・コーデ...

補習授業_算数の様子

子どもを想う力

秋が近づくころ、私は教育支援事業の視察のため、ヨルダンを再び訪れた。今回の視察で痛感したことは、厳しい環境に置かれている子どもの夢を諦めさせないためには、周囲の「子どもを想う力」が重要であるということだ。 シリア内戦の影響で、人口の約10分...

なぜ南スーダンにいる難民を支援?

今回は、なぜ南スーダンにいる難民を支援して頂きたいと思ったかについて、お話いたします。 •深刻な栄養不良の子どもの割合31%[1]、 •初等教育の就学率34.7%[2]、 •15歳以上の識字率27%[3]、 •乳児死亡率1,000人に対し1...

アンマンの旧市街をバックに佇む筆者

中東の国を訪れて -子どもの力-

先日、ヨルダンを訪問しました。 首都アンマンは旧約聖書に登場するアンモン人の国があったそうですし、旧市街の丘の上にローマ時代の遺跡も残る、歴史ある美しい街です。 ヨルダンは、テロの発生はありますが、それよりは交通事故が心配だと言われるくらい...

子どもたち

南スーダンにまく「希望のたね」

「希望のたね」、これはワールド・ビジョン・アフガニスタン事務局長が今年3月に来日した際に語った言葉です。 彼自身がどのようにしてアフガニスタンの小さな少女に希望の種を届けることができたのか、そして今でも多くの困難を抱えるアフガニスタンの人々...

南スーダンの子どもたち

[世界難民の日]に寄せて: 2年半前の昔話|南スーダン

大分前に、国際協力に携わる先輩たちと話していたとき、「やっぱり最初の赴任地は思い入れが深い」という話題になった。初めての赴任地は、比べる対象もない上に、日本を離れて初めて自分の足で途上国を歩む経験は、確かに新鮮だし、毎日が想定外なのだと思う...

現地の方たちと大井スタッフ

[世界難民の日]に寄せて:「だってそこは僕の国だから」

今から4年前、当時パレスチナのヨルダン川西岸地区に滞在していた私は、初めて「難民キャンプ」に足を踏み入れました 。 その時にいちばん驚いたことは、そこはすでに「キャンプ」ではなく、避難してきた人々が密集したスラム街のようだったことです。戦闘...

ワールド・ビジョン・ジャパンが設置した浄水装置の使い方を見せるポール・オットー

[世界難民の日]に寄せて:南スーダン -最前線で働く同僚との別れ

先日、南スーダンの現場からの突然の知らせに驚いた。 南スーダンでこれまで10年近く働いてきたウガンダ出身のエンジニアの同僚、ポール・オットーが今月7月末で仕事を終え、故郷に戻る。私は、2007年から2010年の3年間、アッパーナイル州でポー...

Mariko Kinai (WVJ deputy ND) talking to the disaster victims at Mashiki Public Gymnasium (20170417)

助けられながら支援する。

4月17日(日)。熊本市内に着いたときはすでに夕暮れ時だった。 熊本空港が閉鎖になったので福岡からレンタカーで一路南下。ひどい渋滞だった。 目指していたのは益城町の総合体育館。 総合体育館の運営管理をしているYMCAの方とは、団体の同僚が1...

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