【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

ワールド・ビジョン・ジャパンが設置した浄水装置の使い方を見せるポール・オットー

[世界難民の日]に寄せて:南スーダン -最前線で働く同僚との別れ

先日、南スーダンの現場からの突然の知らせに驚いた。 南スーダンでこれまで10年近く働いてきたウガンダ出身のエンジニアの同僚、ポール・オットーが今月7月末で仕事を終え、故郷に戻る。私は、2007年から2010年の3年間、アッパーナイル州でポー...

Mariko Kinai (WVJ deputy ND) talking to the disaster victims at Mashiki Public Gymnasium (20170417)

助けられながら支援する。

4月17日(日)。熊本市内に着いたときはすでに夕暮れ時だった。 熊本空港が閉鎖になったので福岡からレンタカーで一路南下。ひどい渋滞だった。 目指していたのは益城町の総合体育館。 総合体育館の運営管理をしているYMCAの方とは、団体の同僚が1...

避難先から故郷へ戻るアフガニスタンの人々(2002年)

[世界難民の日]に寄せて:ハイダリじいさんのおすそ分け

今から10年ほど前、アフガニスタンで働いていたときのこと。ハイダリさんという名の、初老の同僚がいた。小柄で真っ白いひげを顎にたくわえ、顔には深い皺が刻まれていたけれど、偉ぶらずいつも明るく前向きだった彼は、若いスタッフからも慕われていた。 ...

犠牲者の写真の数々。虐殺博物館にて

[ルワンダ] ぼくのお父さんは教師だった。教え子に殺された

2015年3月、17名のチャイルド・スポンサーが参加した「地球あちこち~ルワンダを知る旅」(以下、ツアー)で現地ガイドをつとめてくれたジョン。 ジョンは、ツアー初日からテンションが高く、暇さえあればジョークを飛ばして私たちを楽しませてくれる...

キッズパークで遊ぶ子どもと筆者(右)

【福島からこんにちは】はじめまして。

2016年3月11日、私はワールド・ビジョン・ジャパンのオフィスで4月から赴任する福島の子ども支援事業の計画書をとりまとめていました。事業の先輩が海外出張でおらず、なんとかその間に計画書と予算書をまとめなくてはいけませんでした。そしてこの日...

エクアドル_プンガラADPが支援している地域の保育所

災害が起こるたびに…

4月14日以降に発生した熊本県を震源とする地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 チャイルド・スポンサーシップによる支援活動を行っている南米のエクアドルでも、4月17日に大きな地震が発生しました。地震、台風、洪水、干ばつ…...

ルワンダの女の子と筆者

[ルワンダ] 虐殺の武器としてのHIV ~母子感染によってHIVを持って生まれた少女、マリアちゃん (パート2)

 [ルワンダ] 虐殺の武器としてのHIV ~母子感染によってHIVを持って生まれた少女、マリアちゃん (パート1)からの続き すると、思いもかけない答えが帰ってきた。 「暴行をした相手のことをはじめは憎みました。でも、憎しみを持っていたら苦...

1994年におきたルワンダ大虐殺。100日で80万人以上が犠牲に

[ルワンダ] 虐殺の武器としてのHIV~母子感染によってHIVを持って生まれた少女、マリアちゃん (パート1)

激しい殺戮の歴史があるアフリカ中部の国、ルワンダ。 22年前、この国でおきた大虐殺ジェノサイドは、「現代で最も残虐なジェノサイド」とも呼ばれる。たった3カ月間で、80万人が虐殺された。国中に遺体が横たわり、犠牲者を見ずに通れる道はひとつとし...

WVJ春の恒例行事、スタッフ総出の大掃除を終えたサポートサービス部一同。筆者は前列左から2番目

国際NGOを就職先の候補として考えたことありますか?

皆さま、こんにちは!人事・総務課の加曽利(かそり)です。 春の日差しが心地良い今日この頃、4月は新年度の始まりということで、進学や就職など、新しい生活を始められた方も多くいらっしゃると思います。 今日は、(比較的)最近入団し、新生活を開始し...

ベトナムの支援地の子どもたち

ベトナムの風景

ベトナム駐在もあと残りわずかとなりました。今まで駐在した国の中では比較的貧しい国ではなく、また治安が良いこともあり、安心した駐在生活を送ることができました。今までブログで事業の様子や生活について発信させていただいておりましたが、写真ととって...

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