【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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12月に思う

タンザニアの子どもたちと

タンザニアの子どもたちと

12月を迎えました。時の流れは本当に早いものですね。
時の流れが早いと言えば、今年ワールド・ビジョン・ジャパンは設立20周年を迎えています。
おかげさまで、20年前ほんの小さな団体としてスタートしたワールド・ビジョン・ジャパンですが、今では日本を代表するNGOへと成長させていただきました。
しかし世界の現状を見るときに、世界中の子どもたちが、豊かでいきいきと生きられる世界の実現にはまだ至っていません。
貧困や飢餓の克服だけではなく、自由で平等な社会、そして平和な世界への道のりはまだ遠いと言えます。

現在、200万人以上のイラク難民が、祖国を逃れて不安な毎日を過ごしています。クリスマスの日も例外ではありません。この絵は、イラク難民の子どもが遠く離れた祖国を思いながら、夢見る平和のイメージを絵に託したものです

現在、200万人以上のイラク難民が、祖国を逃れて不安な毎日を過ごしています。クリスマスの日も例外ではありません。この絵は、イラク難民の子どもが遠く離れた祖国を思いながら、夢見る平和のイメージを絵に託したものです

12月は平和の使者として遣わされたイエス・キリストの誕生をお祝いする時です。
このクリスマスの時期に私たちは自分自身を振り返り、平和と愛のために生きているか思い巡らしたいと思います。
また、平和の実現のために神がイエス・キリストを通して示した人類への愛を深く受け止める時となれば更に素晴らしいと思います。

皆さまが良きクリスマスを過ごされますように。

この記事を書いた人

片山信彦 常務理事ワールド・ビジョン・ジャパン常務理事
大学卒業後、三井住友海上火災保険株式会社(旧大正海上火災)入社。1982年同社を退職し、キリスト者学生会(KGK)の関東地区主事となる。海外との文化交流事業、日本人学生の海外派遣事業、在日留学生の支援事業等も行う。フィリピンにおける2カ月間の研修および中国、タイ、インド、インドネシア等の視察を行う。
1992年同会を退会し、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン入団、2000年から2017年まで事務局長(2002年から2016年まで常務理事を兼務)。2017年4月から2018年9月まで常務執行役員。2018年10月から2020年3月まで業務執行顧問。2020年4月より現職。
1999年イギリス マンチェスター大学大学院IDPMにて「社会開発」と「NGOマネージメント」を学ぶ。
共著:「連続講義 国際協力NGO」(日本評論社)
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