NGOスタッフが見た光(2)~モスルから届いたキラキラの笑顔~
以前、まだ幼かった我が子を連れて外出すると、子どもに吸い寄せられるように近づいて来て、あやしたり話しかけてくださるご婦人にしばしば遭遇しました。当時は常にずっしりと重い我が子と、着替え・おむつ・飲み物等の詰まった大きなバッグを抱え余裕がなか...
以前、まだ幼かった我が子を連れて外出すると、子どもに吸い寄せられるように近づいて来て、あやしたり話しかけてくださるご婦人にしばしば遭遇しました。当時は常にずっしりと重い我が子と、着替え・おむつ・飲み物等の詰まった大きなバッグを抱え余裕がなか...
初めての途上国、ピープル・パワー革命! 1985年、私は初めて途上国と呼ばれる国を訪れました。訪問先はフィリピン。当時はまだ学生で、ワークキャンプということでスラムの学校のペンキ塗りなどの労働を地域の同世代の青年たちと共にする、というプログ...
ミャンマーと聞いて、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか? ワールド・ビジョンをご支援くださっている皆さまは国際情勢に詳しい方が多いので、本当にお恥ずかしいのですが、入団2年生の筆者が思い浮かべるミャンマーのイメージは、アウン・サン・スー・...
「置かれた場所は途上国|カンボジア 前編」を読むにはこちら 暗いトンネルをひたすら走っているような毎日 カンボジアでの6年間の駐在は多くのことを学び、考える機会となりました。現場経験がほとんどなく、人身取引についての知識も限られた状況で、現...
エネルギーにあふれた国 わたしは2011年9月から2016年6月まで5年9カ月間、人身取引の地域プログラム・マネージャーとして、カンボジアの首都プノンペンに駐在し、拡大メコン地域6カ国(中国南部、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、ベトナ...
2017年11月、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)が支援している地域ヘルスワーカーの能力強化を通じた母子保健プログラムの視察のためインド中部を訪問した際に、マディヤ・プラデーシュ州サーガル県クライ地区に住むアーリアさん(仮名)という女...
■ 弱い立場に置かれた子どもたちや人々を前にして 私は、主にインド、バングラデシュ、ネパールで実施している事業を担当しています。普段は東京の事務所にベースを置き、担当事業のモニタリング、予算管理、報告書作成、新規事業の申請書作成などを各国の...
ワールド・ビジョン・ジャパンは、ベトナム北部のディエンビエン省というラオスと中国の国境に近い省で、地域開発プログラムの支援を行っています。ディエンビエン省は、ベトナム国内で2番目に貧困度の高い地域であり、支援地の多くでは、山岳民族の人々がい...
■ 貧富の差と国際化:2つの顔を持つバングラデシュ バングラデシュ人民共和国はインド亜大陸の東端に位置し、日本の約4割の面積に約1億6000万人が暮らしています。人口密度はシンガポールなどの都市国家を除くと世界一高く、首都ダッカの空港から外...
■ 5歳の息子と子連れ赴任 in ネパール 「ネパール」と聞くと、やはりエベレスト!ヒマラヤ山脈!!でしょうか。 ネパールは、北はチベットと接するヒマラヤ山脈、南はインドへとつながるタライ平野にはさまれた、面積約14.7万km2の小さな国で...