【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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【インターン体験記】キャリア形成への第一歩! ~ワールド・ビジョンでの1年間~

はじめまして!

2022年4月から1年間、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の新規ファンドレイジング課でインターンとして活動した大学3年の河東春伽と申します。主にインスタグラムを担当し、フェイスブックとツイッターの投稿作成も担当していました。

大学では、教育開発学を専攻しています。高校1年生の時からアラビア語を勉強していて、副専攻では中東地域についても学んでいます。また、昨年1年間はロンドンの大学に留学をして、開発学を中心に勉強していました。

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「”何もかも”はできなくても、”何か”はきっとできる」

私がWVJでインターンシップを始めたきっかけは、ロンドン留学中に携わっていた国際NGO Oxfamのチャリティショップでのボランティアです。

より受益者に近い立場で国際協力に携わることのできるNGOでの活動に強い関心を抱いていた私は、大学で開発学を学ぶだけではなく、実際にNGOの仕事を学ぶため、NGOが運営するロンドン市内のチャリティショップでのボランティア活動を開始しました。

ボランティアをする中で、イギリスのNGOの市民社会との近さや信頼の厚さを感じるとともに、多くの人が自分のできる形でNGOの活動に貢献しているのだと学びました。

例えば、私のようにボランティアとして活動をする人、チャリティショップに物を寄付する人、新品を購入するのではなくチャリティショップの物を購入する人など…

一人ひとりの活動は小さなことでも、それは全て支援を必要とする人にまで繋がっており、NGOはそんな私たちの小さな想いや行動を支援としてカタチにする役割も担っているのだと知りました。

ボランティア活動を通じて、大きなものとして捉えていた「国際協力」を自分事にすることができ、そこから「今、私にできる国際協力は何か」と考えていた時にWVJのインターン募集を知りました。WV創設者ボブ・ピアスの「“何もかも”はできなくとも、“何か”はきっとできるという言葉という言葉に共感し、インターンに応募しました。

留学中の昼夜逆転インターン

私がWVJでの活動を開始したのは2022年4月。当時はまだロンドンに留学をしていました。

大学の授業などの予定もあったため、職員の方と相談し、週1でインターンの活動を始めました。活動時間は9:00-17:00までの8時間ですが、これは日本時間なので、私の場合は早朝1:00-9:00まででした。

イギリスの大学の授業を受けながら、日本の就職活動もオンラインで進めていたので、WVJでの活動を含めて週3日くらいは昼夜逆転のような生活をしていました…(笑)

インスタライブの企画と実施を担当しました。筆者(一番左)、登壇した支援事業部古徳スタッフ(中央)、担当の新規ファンドレイジング課佐野スタッフ

インターンシップの経験を活かして

イギリスから帰国した昨年の夏には、JICA(国際協力機構)人間開発部でもインターンの機会をいただき、帰国してまったりする暇もなく活動を開始しました

高等・技術教育チームでのインターンシップでしたが、WVJでの経験を活かして広報記事の執筆にも取り組みました。昨年開催されたTICAD8(アフリカ開発会議)関連のイベントや教育分野の国際協力に携わる実務者や研究者が集まるJICA主催のイベントの運営補佐や、広報記事作成の機会をいただきました。

WVJでの経験を活かしつつも、二国間ドナーとしてどのように情報を発信するのか良いのか試行錯誤しながら活動に取り組みました。1か月間を通して、特にNGOと二国間ドナーの事業内容や役割の違いへの理解を深めることができました。

JICA人間開発部でインターンをする筆者

これから…

1年間のWVJでのインターンシップJICAでのインターンシップを通じて、広報の立場と国際協力事業を動かす裏方の立場を経験し、教育開発という自分の専門性を極めつつ実際に事業を動かす立場で国際協力に携わりたいという想いが強くなりました。

就職活動を進めていましたが、別の団体でインターンシップに挑戦する機会をいただいたため、4月からは大学を休学し、1年間バングラデシュで教育事業を運営している団体でインターンシップを行う予定です。

WVJでのインターンシップの経験は、私が国際協力に実際に携わる第一歩かつ土台となるような貴重な経験でした。

 “何もかも”はできなくとも、“何か”はきっとできるという言葉を心に留め、教育という軸を持ちつつ国際協力業界で活躍できる人材になれるよう努力したいと思います。

次はインターン生としてではなく、仕事としてWVの活動に関われるように頑張ります!

“何もかも”はできなくても、“何か”はきっとできます。

皆さんもWVJでのインターンに挑戦してみてはいかがですか?

マーケティング第1部新規ファンドレイジング課 インターン
河東 春伽

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この記事を書いた人

WVJ事務局
世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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