こんにちは。
初ブログは、先日出張で行ってきたベトナムのお話です。
ワールド・ビジョン・ジャパンが行う開発援助は、チャイルド・スポンサーからのご支援のほか、日本政府や国際機関(以下ドナー)の資金協力(グラント)を受けて事業を行っています。スポンサーシップ事業が、ワールド・ビジョン内部のルールに従って行っている一方、グラント事業はドナーごとに様々な規則が違い、特に財務管理は細部までの注意が必要になります。そこでグラント・ファイナンス・オフィサーは、ドナーごとに違う規定を読み込み、日本の事業担当者や現地のファイナス・スタッフと連携を取りながら、資金が正しく、また効率的に使われるような仕組みを考えたり、適正性を確認したりします。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、日本政府の支援のもとベトナム保健省やディエンビエン省保健局等と連携して、ディエンビエン省でニーズの高い地域の保健施設の改善、住民の妊産婦・新生児ケアサービスへのアクセス向上等に向けた取り組みを始めました。
今回の出張の目的は、この事業に対する助成金のガイドラインをベトナムのスタッフと共有し、実務上どのように運用するか確認することでした(写真①)。具体例としては、日本、ハノイ、フィールド間の資金や決裁の流れをどのように行うか決めました。さらに、現地スタッフとの関係構築という目には見えない成果を得られたので、今後の事業運営にプラスに影響することが期待されます。
なお、ハノイの事務所にはベトナム人スタッフに加えて、日本から三浦スタッフと木戸スタッフが派遣されており、事業の管理を行っています。ハノイの生活や事業地の話も書いてあるので、ぜひ2人のブログも読んでみてください。
最後に、ベトナム出張の良さの一つに、食事が日本人の舌に合うということが挙げられます。出張初日には、事務所の横の路地(写真②)にある地元のお店で、ブン・チャという米の麺+小さいハンバーグみたいなのが入った汁+野菜たっぷりのつけ麺をいただきました。(写真③)日本ではフォーが有名ですが、ブン・チャも美味しかったので東京でも探してみたいと思います!
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