【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

あるNGO職員の初めての体験 - その2

あるNGO職員の初めての体験 - その2

* 飛行機は定刻どおり2時にウランバートルに着いた。因みにその日は水曜日であったがなんと翌日はモンゴルの祭日で役所は全て休みということだった。まさに泣き面蜂とはこのことである。少なくとも明日が通常の日であれば、旅券用写真を取得、大使館での旅...

あるNGO職員の初めての体験 - その1

あるNGO職員の初めての体験 - その1

小生、18年間日本と途上国の支援事業の現場を行き来してきた。あるときは、銃弾飛び交う紛争真っ只中のボスニアやソマリアであったり、あるときは地雷がそこここに敷設されているカンボジアやアンゴラの農村であったり、またあるときはマラリアの危険が大変...

ダルフール日記③:平和への第一歩となるか

ダルフール日記③:平和への第一歩となるか

ワールド・ビジョンでは、2月11日から14日までの4日間、支援地域25コミュニティのリーダー75人(男性61人、女性14人)を招いて「平和」をテーマとしたワークショップを開いた。「平和」という言葉は、今なお2百万人以上が避難生活を行なってい...

ダルフール日記②:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 2

ダルフール日記②:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 2

スーダン人の同僚より家に招かれることがよくある。砂糖のたくさん入った自家製のレモンジュースに始まり、肉、シチュー、サラダ、チリソース(唐辛子にレモン汁を絞ったもの)、塩とパンが盛られた大きなお盆を囲んで一緒に食べる。イスラム教では左手は不浄...

あるNGO職員の誕生日によせて

あるNGO職員の誕生日によせて

小生もう少しで50回目の誕生日を迎える。一応110歳を目標に日々精進を続けているが、そこまで長寿を与えられたら、きっと世界の長寿ランキングにも入るであろうし、NHKあたりから取材の依頼やら総理大臣が支持率アップを狙って訪問したいなどといって...

プロのNGO職員とは?(2006年を省みて)

プロのNGO職員とは?(2006年を省みて)

NGOで仕事をしている人は、無給のボランティアかアルバイト程度の給与で働いていると思っている方は相変わらず多い。しかし私達NGO職員は、労働の対価として給与を頂いている。無給のボランティアではなく有給のプロフェッショナル(プロ)である。と自...

あるNGOスタッフの怒り

あるNGOスタッフの怒り

途上国の草の根で被災者や貧しい人々と日常的に働いているNGO職員は、この世の不条理になんと怒ることが多いことか、、、。 ・権力者たちの私欲からくる紛争により、犠牲になる幼い命や引き裂かれる家族 ・開発を妨げる役人やリーダーの汚職・不正により...

ダルフール日記①:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 1

ダルフール日記①:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 1

場所:ワールド・ビジョン・北スーダンのチーム・ハウスNo.2(南ダルフール州都ニヤラ市内) 様々な意味でチャレンジの多いダルフールで働く中で、気分転換の一つは、学生寮のようなチーム・ハウス[i]で台所を共にする同僚と囲む食事だ。私が住むチー...

あるNGO職員の家族の肖像

あるNGO職員の家族の肖像

NGO職員に対する一般的なイメージの1つは、途上国の人々のために無給か薄給で活動する若者達というものではないだろうか? つまりNGO職員というイメージの中に、海外で厳しい生活を送ることは想像出来ても、通常の日本での生活の臭いを感ずる人々は少...

9月に思う

9月に思う

ワールド・ビジョン・ジャパンの会計年度は10月から始まり9月で終了します。ですから私たちにとってこの時期は一年の会計を締め、今までの活動を振り返り、評価をする大切な時です。 近年NGO活動への関心が高まるに伴って、現地での事業やその効果をし...

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