「ディエンビエン省における妊産婦・新生児の健康改善事業」の事業地であるディエンビエン省はベトナムの首都ハノイよりも北にある山岳地域です。
前回のブログで、山岳少数民族の食について触れましたが、やはり山の幸がおいしく、ハノイでは普段あまり見かけない食材に出会えます。
この4月の出張では、移動中の道路や町中で、たくさんひめ筍が売られているのを見ました。今が旬のようです。
昼食や夕食時にも、食べることができました。ゆでてある筍を、皮を剥いて、塩や苦みのあるソースにつけていただきます。ちょっとえぐみがあるのですが、それが何ともおいしい感じで、ついつい手を伸ばしてしまいます。
山岳少数民族は食べられるものが限られており、子どもの栄養不足も大きな問題です。それでも山の民には山の民の知恵があるはずで、季節季節には山の恵みをいただいていることと思います。
もっともっと事業対象の人たちの暮らしを知った上で彼らの役に立つきっかけになりたいなと、ハノイとはまた違った食事を前に思いました
この記事を書いた人
- 大学院在学中にフィリピン留学をし、ストリートチルドレン保護のNGO活動に参加する。大学院修了後、他NGOにてタイ、ラオス事業を担当し地域開発に関わる。その後モンゴル駐在にてマンホールチルドレン保護事業、リベリア駐在にて帰還民支援事業などに従事する。2011年1月にワールド・ビジョン・ジャパンに入団し、支援事業部 緊急人道支援・グラント事業課 アジアチーム所属。2011年1月~2012年4月まで、ソロモン諸島に駐在。2012年11月から2016年6月まで、ベトナムに駐在。
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