【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

犠牲者の写真の数々。虐殺博物館にて

[ルワンダ] ぼくのお父さんは教師だった。教え子に殺された

2015年3月、17名のチャイルド・スポンサーが参加した「地球あちこち~ルワンダを知る旅」(以下、ツアー)で現地ガイドをつとめてくれたジョン。 ジョンは、ツアー初日からテンションが高く、暇さえあればジョークを飛ばして私たちを楽しませてくれる...

ルワンダの女の子と筆者

[ルワンダ] 虐殺の武器としてのHIV ~母子感染によってHIVを持って生まれた少女、マリアちゃん (パート2)

 [ルワンダ] 虐殺の武器としてのHIV ~母子感染によってHIVを持って生まれた少女、マリアちゃん (パート1)からの続き すると、思いもかけない答えが帰ってきた。 「暴行をした相手のことをはじめは憎みました。でも、憎しみを持っていたら苦...

1994年におきたルワンダ大虐殺。100日で80万人以上が犠牲に

[ルワンダ] 虐殺の武器としてのHIV~母子感染によってHIVを持って生まれた少女、マリアちゃん (パート1)

激しい殺戮の歴史があるアフリカ中部の国、ルワンダ。 22年前、この国でおきた大虐殺ジェノサイドは、「現代で最も残虐なジェノサイド」とも呼ばれる。たった3カ月間で、80万人が虐殺された。国中に遺体が横たわり、犠牲者を見ずに通れる道はひとつとし...

事前調査時の子ども (学校がないため、やることがなく児童労働に駆り出されている子どももいました)

草むらからの学校づくり~難民の子どもたちにも教育を

私は出張で、再びエチオピアの南スーダン難民キャンプの学校を訪れた。生徒が一生懸命勉強している姿を見て少し感慨にふけってしまった。 2013年12月、南スーダン危機が起き、20万人を超える難民が隣国のエチオピアに避難した。 私が事前調査で現場...

妊産婦待機所でお昼を食べるお母さんたち

アフリカ・マラウイに寄り添い10年 牢屋のような妊産婦待機所を改善

南部アフリカに位置するマラウイは、ザンビア、モザンビーク、タンザニアなどと国境を接している。ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、この3年間は母子保健に重点を置き、2つの産科棟と4つの妊産婦待機所を建設するなどして、10年以上にわたって...

身長を計測する機械(左)と体重計(右)。ベースラインでは、子どもたちの身長、体重を記録することも、その後の成長を測る上での重要なデータとなります

「正解」のない課題を考える ールワンダの事業地でのアンケート調査ー

国際協力において、受益者となるコミュニティから「生の声」を集める方法として、アンケート調査がよく行われます。事業計画の立案、事業のモニタリングや評価の際など、様々な機会に行います。今回はそのアンケート調査の企画段階における現地の活動の様子を...

丸木舟で川を渡る筆者(前から2番目)。みんな笑顔だがこの川にワニがおり常に周囲に注意している(1999年撮影)

「今、私にできること」 ~急ぎ、急ぎすぎない支援~

ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の活動については、“急ぎ支援をしなければならないことのための活動”というようなイメージを持っていただいているのではないかと思います。たしかに、大きな災害が起これば、急がなければなりません。文字通り時間と...

NGO「ワールド・ビジョン」の施設で豆乳を飲むようになり栄養状態が良くなった子供たち。手に持っているのは、豆乳の搾りかす

食欲の秋と世界食料デー

食欲の秋ですね。 みなさんは秋の味覚、もう食べましたか? 私は最近旬のさんまや栗、かぼちゃを食べました。旬の食材は滋味深く、体にも心にもおいしいですね。 さて、10月16日は「世界食料デー」 です。 ワールド・ビジョン では、この世界食料デ...

支援地の子どもたちと

教育には人々の人生を変える力がある

先日、エチオピアの支援地内のある小学校を訪問しました。 小学校1年生のクラスには、10歳くらいかな?という少し大きい子どももいます。農村地帯では経済的な理由から入学が遅れ、10歳で1年生というような子どもも珍しくありません。 先生が手作りの...

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