こんにちは。Chosen[チョーズン]を担当しています、スタッフの山下です。
Chosen[チョーズン]は2年前、ワールド・ビジョンのアメリカオフィスで始まりました。初めてその様子をビデオで見た時の感動は、今も忘れません。たった2分ちょっとのビデオで、私も、そこにいた他のスタッフも涙していました。
スタッフが泣いたChosen[チョーズン]のビデオ
人生で初めての選択は、あなたかもしれない。
この短いChosen[チョーズン]ビデオのどこに私は感動したのかな、と考えてみました。
これまで支援地域で出会った、貧困で厳しい環境に暮らす子どもたち。好きな食べ物を選ぶのではなく、今食べられるものを食べるしかない子どもたち。夢があるのに、それに向かって学ぶことができない子どもたち。
そんな子どもたちが、Chosen[チョーズン]によって、自分の力で未来をつかむ体験をすることができたら。そうすることで、「自分には人生を選ぶ力がある」ことを知り、未来に向かって成長する大きな力を得ることができたら。
そう思いながらビデオの中のスポンサーを選ぶ子どもたちの喜びと自信にあふれた表情を見て、大きな喜びが溢れてきました。
Chosen[チョーズン]の体験は、その子の人生において一瞬かもしれませんが、それは子どもたちの生きる力となって芽吹き、希望となっていくことを信じたいと、素直に感じました。
子どもたちの「運命の人」になる
そして、もし「人生で初めて」かもしれない選択で、私を選んでくれたら。
それはきっと、特別な感情が湧くのだろうな、と想像します。
“Chosen[チョーズン]で、初めて子どもたちがスポンサーを選びます。
子どもたちが、未来をつかむために。
神様から与えられたそれぞれの才能をいかすために。
社会を変革する人になるために。
そして、人生を変えるほどのつながりを築くために。あなたと。”
ビデオの最後のフレーズは、まさにチャイルド・スポンサーシップが目指す世界です。
子どもたちの「豊かないのち」のために、希望を奪われた子どもたちが人生の選択肢をもち、自分の可能性を見つけ、活かすことができるよう、私たちが本気で取り組んでいることです。
そして、チャイルド・スポンサーシップが大事にしているのは、「日本のあの人が応援してくれる」という顔が見える支援。
チャイルドも、スポンサーも、そこに関わるスタッフも、皆が「豊かないのち」を得て、より一層の喜びを得られるような。Chosen[チョーズン]にそんな希望を感じています。
Chosen[チョーズン]は、貧困によって選択の自由を奪われている子どもたちが、自分の意志でスポンサーを選ぶことができるチャイルド・スポンサーシップのまったく新しい始め方。
日本でも、2022年7月1日から200人限定でお申込みを受付中です!
新規ファンドレイジング課 山下泉美
【山下スタッフの過去のブログ】
・テレビ取材の裏側 8歳に押し寄せる悲しいことを乗り越えて
・世界を変えた新型コロナ「三密」のスラムは今
・0回目の誕生日パーティー 貧困を生きる少女の叶わぬ夢
・サッカーボールと、溶けたアイス~カンボジアのスラムで出会った少年の意外すぎる行動
・バングラデシュ スラムの少女 怖いと感じたら生きていけない
この記事を書いた人
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世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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