ワールド・ビジョンで働いていると、支えられ、助けられていることを強く感じます。
ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の働きは、多くのボランティアの方々のご協力によって支えられています。
3月21日(土・祝)ボランティアの皆さまへの感謝をこめて感謝会を開催しました。日々、業務に追われて、十分感謝をお伝えできない私にとって、この日はとても大切な日です。企画実行はボランティアコーディネーターと実行委員のメンバーが行っていますが、団体スタッフ全員が協力・一致団結する日でもあります。
~ ボランティア感謝会 2015 ~
<テーマ> 今年のテーマは、「和・輪・和(なごみ)」。世界平和を願い、ボランティアの皆さまとともに思いを一つにして歩めることを感謝し喜ぶ会にしたいという思いを込めました。ピンクの桜の花で飾った「和」の会場で、スタッフは世界の民族衣装を身にまとい、国際色豊かな雰囲気に包まれました。
<参加者>
ボランティア登録をしてくださっている450人の内、42人のボランティアの方が、遠くは北海道から当日はご参加くださいました。
また、WVJスタッフは理事長含め37人が参加、スタッフの家族も15人が参加しました。さらに今年は、ちょうどこの時期に研修で来日していたチャイルド・スポンサーシップによる活動を行っているアジア4カ国の支援地域開発プログラム(ADP)マネジャー11人も参加し、総勢105人の会となりました。
<プログラム内容>
1) オープニング:毎年、いろいろと趣向を凝らし、ボランティアの皆さまに楽しんでいただくにはどうしたら良いかと頭を悩ませるオープニングですが、今年は、WVJのスタッフとADPマネジャーが歓迎のダンスをし、その後、各国ADPマネジャーが、それぞれの国の言葉で歌や踊りを披露しました。
2)ボランティア皆さまの自己紹介
3)ゲーム:大玉転がしならぬ地球ボールを転がし簡単なゲームをして、リラックスムードになりました
4)ボランティア活動の紹介
5)ボランティアの方へスポンサーや現地スタッフからの感謝の声の紹介
6)長期ボランティア表彰:ボランティア活動5年、10年、15年、20年目の長期ボランティアの皆さまの発表をさせていただきました。会にご出席くださった11人には、理事長から感謝状と心ばかりのギフトを贈らせていただきました。
7)ティータイム:スタッフの手作りのお菓子などでお腹を満たしていただきつつボランティアの皆さまとスタッフの交流の時です。
8)プレゼントタイム:スタッフが出張先などでボランティアの方にと探してきた、支援地の香りが感じられるささやかなギフトをお渡しました。
9)スタッフから感謝をこめて歌のプレゼント。
さらに、2時間半の感謝会の後は、いつも在宅でお働きくださっている在宅翻訳ボランティアの皆さまと交流会の時を1時間持つことができました。
感謝会が終わると、感謝を表す会なのに、「こんなに多くの方に支えられている」とあらためて感じ、元気をいただいている自分自身に気付きます。
初めて日本に来たインドのADPマネジャーの1人が、感謝会後に「みんながチームで、1つの家族のように感じました」と語っていました。
ワールド・ビジョンの働きは、多くの人々に支えられ、家族のように支え助け合いながら、チームとなって進んでいます。それは、ここ日本も支援地域も同じです。ベトナムのADPマネジャーは、支援地域のボランティアがいかに子どもたちに寄り添い、地域の諸活動を支えてくださっているかと、その大切さについて語っていました。 ついつい、自身の忙しさに目を奪われがちな毎日、目には見えない多くの隠れた働きを今一度覚え、忘れないでいたい。お一人おひとりのお働きに感謝して、私自身もよき働き手でありたいと思わされた一日でした。
スポンサーサービス課 池田 知子
この記事を書いた人
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