ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーの特徴の1つは、チャイルドと手紙を通した交流ができることです。普段は手紙や報告書を通してチャイルドの存在を身近に感じることができます。
チャイルド・スポンサーシップを通して支援を続ける中で、
「チャイルドって本当にいるの?」
「私の支援しているお金が地域支援でどのように使われているんだろう?」
なんてことを思ったことはありませんか?
百聞は一見に如かず。思い切って支援地に行って、確かめることもできます!
支援地に行く方法は、2つあります。
① 支援地訪問ツアーに参加する
② 個人で訪問する
1番目はワールド・ビジョン・ジャパンがご案内するツアーです。ここでは2番目の個人訪問について、すでに訪問くださったチャイルド・スポンサーの方の体験を例に流れをご紹介します。
●チャイルドの訪問:
朝、宿泊先にワールド・ビジョンのスタッフがお迎えに行き、チャイルドが住む地域に移動します。地域内にあるワールド・ビジョンの事務所で説明を受けます。スタッフは1日同行します。
支援地に着いたら、チャイルドとの対面です。一番楽しいひととき、交流の時間が始まります。
チャイルド、家族、地域の人々とともに、現地ならではの雰囲気を楽しみながら、お昼ご飯を食べます。
●支援地域の視察:
チャイルドが住む支援地域で活動の視察をし、
地域に住む人たちと交流します。
チャイルドとお別れをし、宿泊先のホテルに移動し、訪問が終わります。
●個人訪問後のアンケートから:
「それぞれの家庭・地域によって援助しないといけない内容を変え、家を支給したり、牛や鶏を支給したり、よく考えられていると感じました。現地の人たちはワールド・ビジョンのおかげ、神様のおかげです、と皆口を揃えておっしゃっていました。
鶏を飼育しているリーダーの住民の方は、今後どのように鶏を増やしていくかという建設的な話をしてくれました。その反面、素晴らしい支援に感謝しつつも、その環境に甘んじ、活かしていこうという意志が感じられない方もいらっしゃいました。牛や鶏はいつかいなくなります。それを継続的なものにするには現地の方々の意識改革が大切だと感じました」
「チャイルドともなかなか話が通じず、ちょっと気まずい雰囲気になりましたが、周りのスタッフや家族が助けてくれてジェスチャーを交え短い時間でしたがゆっくりと時間を過ごすことができました。
チャイルドの素直な気持ちと、何度も「会いに来てくれてありがとう」という言葉に感動しました。「また会えてうれしい」という言葉を短い3時間の訪問中に5回ぐらい伝えにきてくれました。17歳になり、多感な女子高生のはずなのに、心は子どものままで素直で優しく、会いに行って本当によかったと思いました。別れを惜しみ、何度か、チャイルドが泣きそうになっていました。こんなにも純粋な子がいるのかと驚くとともに、出会えたこと、再度訪問できたことに感謝したいと思いました」
遠くて近い、チャイルドの存在。
いつか、会いに行くときの参考になれば幸いです。
個人訪問には、ご訪問予定日の2カ月前までにご連絡いただく必要があります。
現地での受け入れ調整のため、お早目にご相談ください。お待ちしています。
スポンサーサービス課 清海
この記事を書いた人
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