12月に入り、東京も寒くなってきました。お芋がおいしい季節になってきました。
日本にいると焼き芋は冬の名物のような感じですが、暑い国ソロモン諸島にも焼き芋はありました。
ソロモンではサツマイモは非常によく食べられており、中でも焼き芋は「クマラ」と呼ばれ、ほくほくととっても甘くておいしいです。
マーケットではもちろん生のサツマイモを売っていますが、たいていクマラも売っています。
今回はソロモンの石焼き芋の紹介です。
まず石を熱して、十分に熱くなった石の上にバナナの葉っぱを載っけて、その上に皮を剥いたさつまいもを載せていきます。
そしてお芋の上にまたバナナの葉っぱを載せて、さらに熱した石を載せ、またまたバナナの葉を載せて、
最後に麻の袋を載せておしまい。
丁度石とバナナの葉の間にお芋が挟まれて、蒸し焼き状態になります。
そうして待つこと約3時間。
こんがり焼けたお芋ができ上がりました~。
暑い国でも、やっぱりほかほかのお芋は抜群においしい!バナナの葉っぱの香りもほのかについて甘さが増す感じです。
以前、マラウイでも焼き芋があるとこのブログで読みましたが、色々な国で様々な暮らしがあるのに、共通で同じようなものがあるのが面白いなと思います。
同じ人間、やっぱりおいしい物や、楽しいことが共通するのが嬉しいですね。
この記事を書いた人
- 大学院在学中にフィリピン留学をし、ストリートチルドレン保護のNGO活動に参加する。大学院修了後、他NGOにてタイ、ラオス事業を担当し地域開発に関わる。その後モンゴル駐在にてマンホールチルドレン保護事業、リベリア駐在にて帰還民支援事業などに従事する。2011年1月にワールド・ビジョン・ジャパンに入団し、支援事業部 緊急人道支援・グラント事業課 アジアチーム所属。2011年1月~2012年4月まで、ソロモン諸島に駐在。2012年11月から2016年6月まで、ベトナムに駐在。
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