皆さま、こんにちは。「ワールド・ビジョン・カフェ」を担当している高山です。
「ワールド・ビジョン・カフェ」と聞いて、何のことかすぐお分かりになりますか?
10年以上前は「活動報告会」という呼び方でしたが、スタッフが日本各地を訪問して開催しているイベントの名前です。
活動報告と支援者同士の交流を目的として開催しているこの「ワールド・ビジョン・カフェ」(WVカフェ)を担当するようになって1年が経ちます。(ワールド・ビジョン・ジャパン勤務歴は、まもなく丸12年なので、時が経つのは早い!)
紙やホームページの報告だけではお伝えしきれない、皆さまのご支援によって支援地域で実現している活動の成果や地域の人々の変化、「喜び」をお伝えしたいとカフェの準備をしています。
WVカフェや支援地訪問ツアーなど、私はご支援者とお会いする機会に恵まれていて、心がググっと動いたり、忘れられない出会いが数えきれないほどあります。
その中で、今回はこの12年間の中で「最初」と「最近」心に残った出会いをご紹介したいと思います。
「最初」編:勇気をくれる笑顔
最初の心に残る出会いは、私が新人のころ、WVカフェで初めて発表した時のことです。
カフェ当日、「参加者が知りたい情報を自分はお伝えできるのか」と全身が心臓になったかと思うぐらいドキドキしていたことを覚えています。
カフェ参加者の前に立ち、報告を始めてすぐに、前の方の席で笑顔で私の話を聞いてうなずいてくださっている方に気が付きました(ここではAさんとします)。
緊張していた私は、Aさんの笑顔に甘えることにして、Aさんの目を見て発表を続けました。おかげで穏やかな気持ちで発表することができました。その時にAさんと話すことはなく終わりましたが、Aさんの笑顔は、自分にとって「勇気をくれる笑顔」としてその後も忘れることはありませんでした。
5年後、私はアフリカの支援地訪問ツアーに同行することになり、ツアー参加者のオリエンテーションに参加しました。
なんと、そこに「勇気をくれる笑顔」がありました!
ツアー中に5年越しのお礼をAさんにお伝えすることが出来ました。(かなり一方的な想いだったのでAさんには驚かれました…)
それから数年経ち、この1年はWVカフェの主担当として多くのカフェで発表させていただき、今年もうれしい出会いがいくつかありました。
「最近」編:クマネコ・ピンバッジをお揃いで付けてくださっている!!
最近の出会いは4月。香川でのWVカフェにお越しくださったお二人の方の帽子に、受付をしていた私の目が釘付けになりました。
「クマネコ・ピンバッジを付けてくださっている!!」
クマネコ・ピンバッジは、昨年末に「友人紹介キャンペーン」のために作成した、チャイルド・スポンサーシップのアイコンの「クマネコ」のバッジです。チャイルド・スポンサーシップをご友人やお知り合いの方に紹介して、紹介された方がチャイルド・スポンサーになってくださった場合、お二人にプレゼントさせていただいています。
日常生活の中で、チャイルドのことを思い出したり、周囲に共有したりするきっかけになればという想いを込めて、制作したバッジをお揃いで付けてくださっている方に初めて会えたのです。
嬉しすぎて、後日お二人に連絡をとって、チャイルド・スポンサーシップになってくださった想いなどをインタビューさせていただきました。
そのときに伺ったお話は、友人紹介ページでご紹介しています(ページの後半に掲載)。ご一読いただけると幸いです。
ご支援者と支援地域の人々をつなぐかけ橋が自分の役割と思っていましたが、実は双方から、喜びや励ましをいただいて成長させていただいているのは、私なのかもと思わされています。
これからもWVカフェで多くのご支援者の皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。
WVカフェの今後の開催予定はこちら
マーケティング第二部 サービス開発課
高山時子
この記事を書いた人
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世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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