私がワールドビジョンの事務所ボランティアとして働き始めたきっかけは、7年前にチャイルド・スポンサーになったことからでした。電車やオンラインの広告で、少しの支援でも私が助けられる子どもが世界にいると知りスポンサーを始めました。
チャイルド・スポンサーになると、特定のチャイルドと手紙のやり取りができ、その子が住んでいる地域の情報や支援活動状況、またチャイルドの写真と共に彼らの成長報告を受け取ることができます。
微力ながらも人の役に立てていることに喜びを感じています。チャイルドとの手紙を通して、彼らがどのような生活をし、何を食べ、どんなことを感じているのかなど、普通の生活では決して知りえなかったことを知り、彼らと繋げてくださったワールド・ビジョンにとても感謝しています。また日本という豊かな国に生まれ、何不自由なく生活ができること自体にも感謝するようになりました。
自分自身もワールド・ビジョンの助けになればと思い2年前に事務所ボランティアを始めました。そこでの仕事は様々で、お手紙の翻訳チェックやデータ入力、手紙の封入など多岐に渡ります。一見シンプルに見えるような仕事内容でもすべて支援のために欠かせない大切な作業になります。
また事務所では現地の様子や情報を映像で目にする機会も多くありとても勉強になります。今まで世界中の子どもたちの現状を知らなかった私は、先進国に生まれた自分にはもっと何かできるのではないかと考えさせられます。
日本は先進国の中でも世界から見て国際支援に対する意識がまだまだ高くないということも知りました。一人でも多くの人が途上国の現状を知り彼らの支援をしてくれることを祈りつつ、今自分に与えられている仕事を心からこなしていきたいと思います。
ボランティアも募集中ですので、ぜひ一緒に働きましょう。
事務所ボランティア
ペテル摩利子
ボランティアを通して協力する
チャイルド・スポンサーシップとは?
クリスマスまでの「この子を救う。未来を救う。」キャンペーン期間中は、ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフ、ボランティア、インターンの支援に携わる想い「今、私にできること」シリーズを週1~2回掲載します。次回は、12月7日、副事務局長木内スタッフのブログ「感謝の気持ちを忘れない」をお届けします。お楽しみに!
この記事を書いた人
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世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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