【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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スポンサーの一人から職員の一人へ

はじめまして!2012年8月にワールド・ビジョン・ジャパン(以下WVJ)に入団した松岡拓也です。これからこのブログを通して、WVJの活動、支援地の人々、また私たち職員の様子を皆さまにお伝えしていきます。

初ブログということで、まずは私個人のことについて少し・・・

カンボジアの遺跡で手工芸品を売る子ども

カンボジアの遺跡で手工芸品を売る子ども

今から7年前。当時大学3年生だった私は、カンボジアの男の子のチャイルド・スポンサーになりました。月々4,500円の支援というのは大学生の私にとって決して簡単なことではありませんでしたが、毎日ペットボトル1本買うのを控えたと思いながら(実際は、毎日ペットボトルを買っていたわけではないですが・・・笑)、今日まで続けてくることができました。

大学時代はいわゆる「バックパッカー」として、海外をウロウロとしていました。そして、旅に出る度にその土地で出会う景色や人々の姿に感動と衝撃を覚えながら、「日本に生まれた自分」について考えさせられました。

カンボジアのあの子が物売りをしていたとき、自分は何をしていただろうか・・・

インドのあの人は今日を生きるために働いているけど、僕は旅をするためにアルバイトをしている・・・

僕は旅先で楽しむだけ楽しんで、途上国で出会った彼らのことを忘れてしまっていいのだろうか・・・

「“何もかも”はできなくとも、“何か”はきっとできる」

そんな中、WVの創設者であるボブ・ピアスのこの言葉を知り、自分にできる“何か”として、チャイルド・スポンサーになることにしました。

あれから7年経った今。
かつてWVカフェでお会いしたスタッフの方々と共に働いていると思うと、不思議な感覚を覚えます。同時に、自分も含めた支援者の皆さまに恥じない仕事をしていきたいとも思います。
スポンサーの一人としての目線を忘れずに、これから職員の一人としてがんばっていきます!

この記事を書いた人

松岡拓也支援事業第1部 人道・開発事業第1課 課長
東京外国語大学英語科を卒業。民間企業勤務を経て、青年海外協力隊としてボリビアに赴任。帰国後、日本貿易振興機構アジア経済研究所開発スクール(IDEAS)で学ぶ。
2012年にワールド・ビジョン・ジャパンに入団。2017年から2021年までカンボジアに駐在し、日本政府、企業、個人のご支援による複数事業の管理に従事。
現在、スペイン語通訳として地域の学校等でも活動。保育士。防災士。
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