昨今、失業や年金問題だけでなく貧困の問題が話題になっています。
新政権は貧困率の調査や格差解消のための目標値の設定を行う方針も出していますし、新たな支援策も予算化されそうです。
これらの問題に取り組むことは緊急の課題でしょう。
しかし、日本は資源の少ない国であり、日本だけで自給自足の社会システムは築けません。
自己完結的なエコシステムで1億2000万人を養う食糧やエネルギーを調達できないのが現実です。つまり、国内の問題のみに取り組む、内向きな取り組みでは問題の解決は難しいと思います。
途上国の貧困や環境という地球規模の課題にも取り組み、国際社会の中で受け入れられる社会のあり方を模索しなければ日本の未来はないということも忘れてはいけないと感じています。
この記事を書いた人
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大学卒業後、三井住友海上火災保険株式会社(旧大正海上火災)入社。1982年同社を退職し、キリスト者学生会(KGK)の関東地区主事となる。海外との文化交流事業、日本人学生の海外派遣事業、在日留学生の支援事業等も行う。フィリピンにおける2カ月間の研修および中国、タイ、インド、インドネシア等の視察を行う。
1992年同会を退会し、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン入団、2000年から2017年まで事務局長。2017年4月から常務執行役員、常務理事などを歴任。2023年10月より現職。
その他の役職: 社会福祉法人キングス・ガーデン東京 理事長
公益財団法人国際開発救援財団 理事
福音主義医療関係者協議会 顧問
1999年イギリス マンチェスター大学大学院IDPMにて「社会開発」と「NGOマネージメント」を学ぶ。
2020年 立教大学大学院キリスト教学研究科修了(神学修士)
共著:「連続講義 国際協力NGO」(日本評論社)、「国際NGO が世界を変える」(東信堂)
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