人生でこんなにもてたことがあったか?と思うほど、たくさんのラブレターを受け取りました!
識字教室の一つを訪れた際に、生徒たちが勉強の成果を発表してくれました。
なかなか凝った趣向で、先生の音頭にしたがって生徒たちはアルファベットを一つずつ、Aは斧(AXE)というように説明してくれました。説明するときにはそのもの自体を持っていたり身振り手振りでそのものをあらわしてくれたりとても面白かったです。
Uはウクレレ(Ukulele)とおばあちゃんが棒切れをもってウクレレを弾くまねをしたときには、みんなが大笑いして会場が沸きました。
説明とその後に続いた歌が終わり、生徒たちがちりぢりになると、何人かが私に近づいてきて、手紙を手渡してくれました。
表にはきちんと「MAHO」と私の名前が書いてあり、中を開けると、そこには習ったばかりのピジン語の文字で、「この支援活動をやってくれてありがとう。字が読めるようになってとても嬉しいです」と感謝の言葉が並んでいました。
彼女たちが初めて自分で書いた手紙に違いないと思うと、大感激です。
こうやって識字が彼女たちに身近な知識として蓄えられ、実際の生活でどんどん活用されていくと嬉しいです。
この記事を書いた人
- 大学院在学中にフィリピン留学をし、ストリートチルドレン保護のNGO活動に参加する。大学院修了後、他NGOにてタイ、ラオス事業を担当し地域開発に関わる。その後モンゴル駐在にてマンホールチルドレン保護事業、リベリア駐在にて帰還民支援事業などに従事する。2011年1月にワールド・ビジョン・ジャパンに入団し、支援事業部 緊急人道支援・グラント事業課 アジアチーム所属。2011年1月~2012年4月まで、ソロモン諸島に駐在。2012年11月から2016年6月まで、ベトナムに駐在。
このスタッフの最近の記事
- アジア2016年4月14日ベトナムの風景
- アジア2016年3月17日ベトナムで事業地を訪問するということ
- アジア2016年2月18日ベトナム:事業終了後の業務について
- アジア2016年1月28日ベトナム:事業終了時ワークショップ