シリア内戦発生から7 年が経ちました。
紛争や迫害により世界で難民生活を余儀なくされている人は6500 万人を超え、半分以上が18 歳未満の子どもです。紛争は泥沼化し、今や難民の平均避難期間は17 年とも言われています。祖国に帰るまでのはずだった「仮」の生活は長期化し、避難生活の中で生まれた子どもにとっては恒常化しています。
心身に想像を絶する傷を負う子どもたちが希望を持って歩み出せる日が来るために、私たちにできることは何なのか―子どもたちの声を聴き、地道にあきらめずにチャレンジしていきたいと思います。
事務局長 木内 真理子
※こちらの文章は、ご支援者向けに発行している「ワールド・ビジョン ニュース」に連載しているコラム「世界に思いをはせて」を転載したものです。
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【関連ページ】
・世界の問題と子どもたち:世界の難民危機と子どもたち
・ワールド・ビジョン・ジャパンの緊急人道支援
・TAKE BACK FUTURE キャンペーン
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この記事を書いた人
- 青山学院大学を卒業後、国際協力銀行(JBIC)前身のOECFに入社。途中英国LSE(社会政策学)、オックスフォード大(開発経済学)での修士号取得をはさみ、アフリカ、インドネシア、フィリピンにおいて円借款業務を担当。母になったことを契機に転職。東京大学にて気候変動、環境、貧困など21世紀の課題に対応するSustainability Scienceの研究教育拠点形成に従事。「現場に戻ろう」をキーワードに08年10月よりWVJに勤務。アフリカ、中南米、ウズベキスタンを担当。2011年5月より、東日本緊急復興支援部長。2013年4月より副事務局長。2017年4月より事務局長。2020年4月より現職。青山学院大学非常勤講師、JICA 事業評価外部有識者委員、JANIC理事、日本NPOセンター副代表理事
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