
マラウイのスタッフと
マラウィはアフリカの中では比較的小さな国です。
石油や天然鉱物などの資源が豊富にある国ではありません。
その故か、資源獲得のための争いはなく、アフリカでは珍しい(?)紛争のない、平和な国と言われています。人々も何と無く、のんびりして見えます。
(マラウィの方々、誤解でしたら、ごめんなさい。)
マラウィではワールド・ビジョン・ジャパンはHIV/AIDSの予防、検査、ケアーのためのセンターを建設しています。
あるセンターで働くカウンセラー6人は、「少ない給料だけど、みんなのために働けて幸せだ。この地区の感染率はぐっと下がっています!」と胸を張っていました。
その笑顔の素晴らしかったこと。
自分達の仕事への誇りと、やればできるという自信に満ちた様子。
「そうだ。それこそがアフリカンプライド!素晴らしい!」と思わず声援を送ってしまいました。
自分達でやるぞ!と言う意識を住民が持てるかどうかが、事業の成否を決める、と言っても過言ではないからです。
この記事を書いた人

- ワールド・ビジョン・ジャパン常務理事
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大学卒業後、三井住友海上火災保険株式会社(旧大正海上火災)入社。1982年同社を退職し、キリスト者学生会(KGK)の関東地区主事となる。海外との文化交流事業、日本人学生の海外派遣事業、在日留学生の支援事業等も行う。フィリピンにおける2カ月間の研修および中国、タイ、インド、インドネシア等の視察を行う。
1992年同会を退会し、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン入団、2000年から2017年まで事務局長(2002年から2016年まで常務理事を兼務)。2017年4月から2018年9月まで常務執行役員。2018年10月から2020年3月まで業務執行顧問。2020年4月より現職。
1999年イギリス マンチェスター大学大学院IDPMにて「社会開発」と「NGOマネージメント」を学ぶ。
共著:「連続講義 国際協力NGO」(日本評論社)
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