【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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G8サミットまであと1ヵ月

イタリアで開かれるG8サミット(先進主要国首脳会議)まで、あと1カ月となりました。G8サミットの成果が一人でも多くの子ども達の命を守り、健やかな成長の機会をもたらすことにつながるものとなるよう、G8各国政府に働きかけてきた私たちワールド・ビジョンの取組みも、サミットを目前にいよいよ大詰めを迎えています。

私たちの活動の大きな力となっているのが、「子どもたちを救うG8サミットを!」キャンペーンへの、皆様からのご賛同です。4月半ばのキャンペーン開始以来、5月末日までにおよそ4,500筆を超える署名をお寄せいただきました。このうち3,000筆は、機関紙「ワールド・ビジョン・ニュース」を受けとられたご支援者の皆様及びご家族・知人の方が、5月最終週の1週間でお寄せくださった署名です。「ワールド・ビジョン・ニュース」をすぐに手に取り、そして、速やかに署名のアクションをとってくださった大勢のご支援者の皆様の思いに触れ、スタッフ一同励まされています。
また、昨日、大変嬉しい報告を受けました。
分厚い封筒を受け取り開封してみると、署名ハガキのコピーの束に記された240筆の署名と、新潟県にお住まいのチャイルド・スポンサーの方からのご丁寧なお手紙が入っていたそうです。この方が勤め先の企業の社長と専務の方にキャンペーンへの協力を呼びかけてくださったところ、企業として趣旨に賛同くださり、従業員の皆様ばかりか、お取引先・ご協力企業から、1週間で240筆の署名を集めてくださったとのことでした。このY社様の社長名でのご丁寧なお手紙も同封されていたそうです。感謝とともに大変感激を覚えました。

ワールド・ビジョンの創設者ボブ・ピアスは次のような言葉を残しました。「すべての人に何もかもはできなくでも、誰かに何かはできる。」
私たち一人一人が関心をもって行動を起こし、その輪が広がる時に、確かに世界は変わっていくと信じています。
「子どもたちを救うG8サミットを!」キャンペーンの署名は、6月末日まで受け付けています。

この記事を書いた人

片山信彦 常務理事ワールド・ビジョン・ジャパン常務理事
大学卒業後、三井住友海上火災保険株式会社(旧大正海上火災)入社。1982年同社を退職し、キリスト者学生会(KGK)の関東地区主事となる。海外との文化交流事業、日本人学生の海外派遣事業、在日留学生の支援事業等も行う。フィリピンにおける2カ月間の研修および中国、タイ、インド、インドネシア等の視察を行う。
1992年同会を退会し、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン入団、2000年から2017年まで事務局長(2002年から2016年まで常務理事を兼務)。2017年4月から2018年9月まで常務執行役員。2018年10月から2020年3月まで業務執行顧問。2020年4月より現職。
1999年イギリス マンチェスター大学大学院IDPMにて「社会開発」と「NGOマネージメント」を学ぶ。
共著:「連続講義 国際協力NGO」(日本評論社)
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