皆さま、明けましておめでとうございます。スポンサーサービス課の酒井真理です。
お正月、ご家族とゆっくりされた方も多いかと思います。私も2人の息子(3歳と1歳)と久々にじっくり向き合うことができました。3歳の息子には、「もう字が書けるようになったなんてうちの子は天才か?」と夫婦で褒め、1歳の息子には、「名前を呼んで返事ができるなんてすごい!」と親族の集まりの場でやってみせるなど、子どもたちの成長に驚きながら、親ばかぶりを存分に発揮したお正月でした。
さて、私は普段ワールド・ビジョン・ジャパンの事務局でチャイルド情報管理を担当しています。担当業務の中に、チャイルド・スポンサーが決まるのを待つチャイルドたちのプロフィール写真をシステムに取り込む、という仕事があります。
写真がある一定期間を過ぎると、定期的に現地スタッフが写真を撮り直し、新しい写真が現地から送られてきます。幼かったチャイルドの写真と、成長したチャイルドの写真を見比べていると、「うわーかわいいなぁ」と、ついつい隣の席のスタッフに「ちょっと見てみて」と声をかけてしまうことがあります。
国や地域で顔つきも異なりますが、子どもは一人ひとり個性があって、やっぱり同じ子だな!と分かります。人は、一人ひとり、神さまが大切に想い創られている存在だな、と改めて実感します。
そして、写真を通じ、この子どもたちのお父さん、お母さんのご苦労を思います。日本とは違い洗濯をするにも、まず水汲みから始まり、手でゴシゴシ洗い、脱水も手で絞って行います。ご飯を作るときは、スーパーでパックされたお肉やお魚ではなく、自分たちで育てた鶏や支援された牛のお乳を搾り、薪で火を焚いてお料理をする…。
子どもたちを支えているお母さんの「家事」は、共働きを言い訳に各種便利家電に頼りきりの私とは比べ物にならないほど体力を使う仕事だな、そのような厳しい環境でも子どもたちに最善を願う親の気持ちは同じだな…と想像します。私自身は保育園や便利家電のおかげで、こうして仕事ができていることに感謝し、今年1年も支援を待つチャイルドにチャイルド・スポンサーをご紹介できるよう自分のやるべき仕事に励みたいと思います。
支援地域で支援を待っているチャイルドの写真を私の独り言コメント付きでご紹介します。それぞれの子どもたちが地域で大切にされ、持てる可能性を存分に発揮し、そして思い描く夢が実現できることができますように!
エルサルバドルのナオミちゃん4歳→8歳。目力がありますね!
ベトナムのアニくん。7歳→9歳。左の目線の先にはいつも誰がいるのかな!?
インドのブフヴァネスワリちゃん7歳→10歳。二つ結びでかわいいヘアピン、今も昔もおしゃれなブフヴァネスワリちゃんです。チャイルド・スポンサーの皆さまへご紹介する写真を撮るということで、自分が持っている中で一番かわいい服を着せてもらい、髪をお母さんに結ってもらうなど、親の愛は同じだなぁと感じます。
そして、私のお気に入りは、こちらのチャイルドです。
モンゴルのチンクスレンくん。4歳→8歳。同じ顔で大きくなって、渋い表情がまたキュート!
スポンサーサービス課 酒井 真理
この記事を書いた人
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世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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