皆さまはじめまして!スポンサーサービス課の西村です。
突然ですが、「支援しているチャイルドに直接会ってみたい!実際に支援地を見てみたい!」と思ったことはありませんか?
直接チャイルドに会う方法には、次の2つの方法があります。
1.『ツアー訪問』
2.『チャイルド訪問』
チャイルドに会う機会として、ワールド・ビジョンニュースやホームページなどで年に2~3回ご案内している、ツアーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、それ以外に、年間約20~30人の方が参加されているチャイルド訪問(以下、個人訪問)という方法があります。
個人訪問の内容について、最近何件かお問い合わせをいただきましたので、このブログでご紹介させていただきます。
◇ツアーと個人訪問の違いは?
ツアーと個人訪問は、一言で言えば、団体で行かれるか個人で行かれるかの違いです。
ツアーは、日本からワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)のスタッフとほかのチャイルド・スポンサーの皆さまと一緒に現地に行き、チャイルドを訪問し、支援地を視察するというものです。
一方個人訪問は、訪問国まではご自身で行っていただき、訪問当日に現地スタッフが同行し、チャイルドに会っていただくというものです。
※ツアーや個人訪問では、支援を終了したチャイルドに会うことはできません。また、現地の休祭日と重なった場合や選挙、ストライキなどの国の状況により、ご案内できない場合があります。
◇個人訪問ってどんな感じ?
個人訪問と言ってもあまりイメージが湧かないかもしれませんので、以下に、1日のスケジュール(一例)を書かせていただきました。
①午前:宿泊先で現地スタッフと待ち合わせし、車でチャイルドのいる支援地域に移動。
途中、スタッフから簡単なオリエンテーション。チャイルド・プロテクション・ポリシーに署名していただきます。
②お昼:チャイルドと念願のご対面♪♪♪
チャイルドとチャイルドの家族、現地スタッフと昼食
③午後:チャイルドとの交流、支援活動の視察
④夕方:支援地を出発し、宿泊先のホテルまで送迎。宿泊先で現地スタッフと解散
※なお支援地域によっては、移動に時間がかかるため、1日だけでは収まらないこともあります。
◇現地でかかる費用はいくら位?
現地でかかる費用は、基本的には次の2点です。金額は国や支援地域により異なりますが、1)と2)を合わせて、日本円で数千円くらいの場合が多いです。現地スタッフに直接お支払いただきます。
1)交通費(ホテル~支援地までの往復分)
2)昼食代(チャイルド、チャイルドのご家族、現地スタッフ分)
など。
◇申込み後の流れは?
お申込み後の訪問までのスケジュールは次のとおりです。
チャイルド・スポンサーの方との訪問日、スケジュールなどについてのやりとりは、主にメールで行うことが多いです。
【訪問2カ月前までに】:申込書・同意書をWVJ事務所にFAXまたは郵送
↓
【申込書到着後】:チャイルド・スポンサーの方へ、訪問希望日で訪問可能かどうかをご連絡
(場合により日程の再調整)
↓
【訪問約1週間前までに】:チャイルド・スポンサーの方へ、スケジュール・現地連絡先などを送付
↓
【訪問前日までに】:チャイルド・スポンサーの方から、現地スタッフに到着した旨の電話(会話:英語)
↓
【訪問当日】:朝、宿泊ホテルで現地スタッフと合流、個人訪問スタート!
◇そのほか気をつけた方がよいことは?
主なものを3つ挙げさせていただきました。
1)現地までの渡航・宿泊のご手配はご自身で
◎ご旅行やご出張の途中に、チャイルド訪問することが可能です。
2)現地では英語での対応
◎訪問日は、”英語”の話せる現地スタッフが、ホテル~支援地~ホテルまでずっと同行させていただきますので、慣れない場所でご不安がある方もご安心ください。
3)訪問希望日の2カ月までに、お申込書・同意書をFAXまたは郵送
◎上記書類が届き次第、WVJが訪問可否・スケジュールなどを現地と連絡・調整しますので、ご自身の渡航・宿泊の手配のみしていただければOKです。
◎なかなか予定が決まらない方も、お申込書に候補日を2日間ほどご記入いただければ、飛行機や宿泊先の手配が完了していない場合でも、お申込み受付けさせていただきます。
※これ以外にも、お読みいただきたい内容がありますので、お申込み前に、こちらも併せてご確認ください。
チャイルド・スポンサーの方からよく聞かれる質問を書かせていただきましたが、個人訪問について、何となくイメージしていただけましたでしょうか?
個人訪問は、団体で訪問するツアーとはタイプが異なりますので、よりご自身のご意向にそう方にお申込みされることをおすすめします。(例えば、ほかのスポンサーとの交流も楽しみにされている方はツアーがオススメ☆ご自身のご都合の良い時にチャイルドに会いたいという方は訪問日のリクエストができる個人訪問がオススメ☆など)
皆さまにとってより良い訪問となるよう、これからも努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
最後に、現在西アフリカではエボラ出血熱の流行により、多くの方の命が失われています。私自身、以前西アフリカに滞在していたこともあり、日々胸が痛む思いでニュース・動きを見守っています。一刻も早くこの流行が終息し、現地の人びとが以前と同じような生活に戻れることをお祈りしています。
スポンサーサービス課 西村
この記事を書いた人
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世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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