【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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My Country My Child ~担当国へのスタッフの想い~【1】

【My Country My Child ① ~ミャンマー担当 志澤スタッフの想い~】

ミャンマーは世界の中でも、水害がとても多い国です。私たちがミャンマーで支援しているのは、雨期には川の水があふれて洪水になってしまう農村地域です。洪水の水位は毎年上がり、大型ハリケーンの来襲も増えています。自分の農地を持てず、ぎりぎりの暮らしをしている世帯では、生活がますます厳しくなり、借金が増え、子どもを学校に通わせることも難しくなります。洪水や災害に負けないコミュニティをつくるために、農業技術のトレーニングを行うなどの活動に取り組んでいます。

ミャンマーの農村の子どもたちの晴れやかな笑顔が、1年を通してずっと続くことを願っています。皆さまからの温かいご支援に感謝申し上げます。

N:\コミュニケーション課:課長\HP:百瀬\ブログ\事務局\20180109

WVJのTシャツを着て、後列中央に立っているのが志澤スタッフ

【My Country My Child ② ~インド担当 蘇畑スタッフの想い~】

私がワールド・ビジョンと最初に関わったのは、大学生の時でした。チャイルド・スポンサーシップのことを知り、支援を始めたことがきっかけです。いち支援者として16年、スタッフとしては11年の関わりになります。

インドは、経済成長の著しい国です。ご覧のように都市部は交通量も多く、発展の目覚ましさが見えますが、都市部と農村部といった地域間、また社会集団間でも格差が生じています。高度な水準の教育を受ける子どもたちもいれば、それを横目で見ながら、家族のために、生きるために休みなく働いている子どもたちもいます。

たくさんの必要のある子どもたちを目の前にしつつ、支援者として感じていた「一人でも多くの子どもに幸せに成長してほしい」という思いを大切にし、現地の同僚と一緒に事業を進めています。その中で、「支援を届けることができて、本当によかった」と思える瞬間が多くあり、皆さまともその思いを分かち合いたいと願っています。

https://www.facebook.com/WorldVisionJapan/videos/1686116471431454/

 

【My Country My Child ③ ~ルワンダ駐在 望月スタッフの想い~】

紛争や災害に苦しむ人々のニュースが毎日のように報道されている。平和な国にも日々の生活に苦しむ人たちがいる。23年前、100日間で80万人が殺された内戦を経験したルワンダは、その後平和が続いているが、貧困の中で暮らす人々も未だに多くいる。

僕が担当しているルワンダの農村では、1日1回の食事すら取ることができない子どもたちがいる。彼らは栄養不良の状態で、抵抗力が落ちているため、本来は治るはずの病気や怪我で命を落とす危険がある。毎日、食べ物のことを心配しながら過ごす子どもたち。彼らは毎夜、空腹を抱えたまま眠りにつく。そして子どもに十分な食事を提供できない不安を抱える親の気持ちは、どんなにつらいものだろう。食べ物が十分になければ、働くことも学校に行くこともままならない。ルワンダの周辺には、現在も紛争が繰り返される地域がある中で、過去の悲劇と向き合い、平和のために地道に努力を続けているルワンダの人々がこれ以上つらい思いをしないように何とかしたい。

ワールド・ビジョンはルワンダで、栄養不良の子どもに対する支援として、地元の安価な食材で栄養のある食事をつくる「料理教室」を開き、保護者がそこで作ったものを栄養不良の子どもたちに提供する活動を行っている。口いっぱいにほお張る子どもを見て、保護者の顔にも笑みがうかぶ。

これからも、一人でも多くの子どもがお腹も心も満たされる活動が継続できるよう、活動を続けていきたい。

望月スタッフとルワンダの子どもたち

*こちらの文章は、Facebookに連載した「My Country My Child」を転載したものです。

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2018年がみなさまにとって、
また世界の子どもたちにとって、
恵み豊かな一年となりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

WVJ事務局
世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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