【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

あるNGO職員と南京虫(終章)

あるNGO職員と南京虫(終章)

2012年9月の中旬、私はヨーロッパの西の果てアイルランドの首都ダブリンにいた。 大変重要な国際会議が、いつもこの時期にタイのバンコクで開催されていたが、今回はアジアまで長旅を強いられるヨーロッパの支援国スタッフのたっての願いで、ダブリン開...

南京虫リターンズ

南京虫リターンズ

2007年の本ブログ上で、小生のルワンダに於ける南京虫の被害にあったことの詳細をお伝えしたが、その後意外な反響があったようだ。 (その1) どうも南京虫に刺された後の症状に関して調べていた医療関係者がおり、小生のブログで発表した詳細な経過報...

あるNGO職員と吸血虫(その3)

3.恐ろしい痒みと腫れとの戦い! 南京虫の事件はあったが、ルワンダでの調査は順調で収穫の大きいものであった。幸い刺された虫の正体も判り、その後の自覚症状も蚊に刺された程度のものであったので懸念することもなかった。そして、次の目的地のケニアに...

あるNGO職員と吸血虫(その2)

あるNGO職員と吸血虫(その2)

その2.吸血虫の正体は! 朝になり、もう一度シャワーを浴びた。虫に刺された箇所は左首筋から左上腕部及び背中にかけての数箇所と思われたが、若干の痒み程度で依然腫れも出ていなかったので安心した。しかしあの虫が何であるのか、そして毒性があるのか確...

あるNGO職員と吸血虫(その1)

あるNGO職員と吸血虫(その1)

それは恐ろしく深い眠りの中で起こった! 日本からアフリカへ行くのは長旅である。元来飛行機の中では眠ることができない私は、風邪薬等を飲み少しでも睡眠をとれるよう試みるのであるが、2時間ぐらい寝られればいい方で、いつも寝不足のままアフリカに到着...

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