【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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【インターン体験記】ワールド・ビジョン・ジャパンのWEBマーケティング

こんにちは!2018年10月から2019年3月まで、インターンとしてワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)でお世話になった明治学院大学の鳥海(とりうみ)と申します。
WVJはインターンの受け入れを積極的に行っており、いろいろなポストがあります。わたしはWEBマーケティング担当として、この団体に関わらせていただきました。

「WEBマーケティング」って何?
マーケティングという言葉は、一般的に”モノやサービスが売れる仕組みづくり”といった意味で使われます。それをインターネット上で行うのが、WEBマーケティング。
ですが、WVJは何かを売っているわけではありません。私たちのマーケティングの目的は、WVJの活動をより多くの方に知っていただき、参加していただくこと。そのために、インターネット上で皆さまに情報をお届けする、というのが私のお仕事でした。

じゃあ「WEBマーケティングインターン」って具体的に何をするの?
端的に言うと、SNS(TwitterFacebook)での情報発信に携わらせていただきました!前述したゴールを目指して、主に2つのことを中心に取り上げていました。

1つめは、クラウドファンディング。(募集終了)
フィリピン サマール島の子どもたちの教育環境を整備するため、図書室を建設する『プリキュアも応援します♡フィリピン「おしごと体験図書室」誕生プロジェクト!』を立ち上げ、クラウドファンディングを行いました。
皆さまのサポートのおかげで、目標であった500万円を大きく超える【8,372,284円】のご支援をいただきました。
私はTwitterでの情報発信の他、進捗などを伝える活動報告の配信やご支援者様へのお礼のメッセージを担当させていただきました。その過程で皆さまからの温かい応援のお声に触れ、活動の意義を深く感じました。

クラウドファンディング:図書室を建設する『プリキュアも応援します♡フィリピン「おしごと体験図書室」誕生プロジェクト!』

クラウドファンディング:図書室を建設する『プリキュアも応援します♡フィリピン「おしごと体験図書室」誕生プロジェクト!』

2つめは、チャイルド・スポンサーシップ(こちらは絶賛募集中!)
チャイルド・スポンサーシップは1日あたり150円、月々4,500円のご支援で、途上国の子どもたちに必要な教育、水、食事、医療を届けるサポートです。「知ってもらうこと」、「参加してもらうこと」、「広めてもらうこと」の3点を意識しながら、Facebook上から情報をお届けしておりました。自分が文章と動画で紹介したチャイルドに、「チャイルド・スポンサーになります!」と言ってくださる方が現れた瞬間は、オフィスで踊りたいほど嬉しかったです。クリスマスキャンペーンの際には、シェア祭りも開催しました!

クリスマスキャンペーン:チャイルド・スポンサーシップ

クリスマスキャンペーン:チャイルド・スポンサーシップ

あとは、イベント実施のお手伝いをさせていただきました。WVカフェでは、活動地の民族衣装を着て、支援事業地のコーヒーや紅茶をお配りしました。イベントを通じてご支援をいただいている皆様と直接お話しをすることができ、とても楽しかったです。

ご来場いただいた方と民族衣装トーク

WVカフェにご来場いただいた方と民族衣装トーク

 

WVJインターンシップのこんなところが良い! 3選
① あなたの意欲・関心が活動のベースに!
「どんなことが学びたいですか?こんなことは教えられます!」「WVJでやりたいことはありますか?」「何かアイデアあればぜひ教えてください!」
これは、初日にメンターの桑原さんが言って下さった言葉です。WVJのWEBマーケティングインターンでは、あなたが何をしたいか・学びたいかを重視してくれます。私の場合はクラウドファンディングに元々興味があったので、希望をお伝えして関わらせていただきました。

② クリスチャンでなくてもOK。でもキリスト教精神から学べることって、たくさん。
WVJはキリスト教精神に基づいて活動している団体です。私はインターン応募前、自分はクリスチャンではないから団体に入れない?入れても信仰しなくちゃいけない?なんて考えていました。全く違いました。(その節は失礼しました…笑)
クリスチャンではない職員の方もいらっしゃいますし、WVJは布教を目的としていません。
ですが、キリスト教精神から学べることはたくさんありました。WVJでは、月に一度「聖書に学ぶ日」という聖書を勉強する時間があります。ある時のテーマは、良い羊飼いについて。聖書によると、羊は、自分の名前を呼んでくれる良い羊飼いの声を覚えていて、他の人にはついていかないのだそうです。私はこの箇所では、名前を呼んでコミュニケーションを取ることの大切さを伝えようとしているのではないかと感じました。自分なりに聖書の意味を考えて、その気づきを日常生活に落とし込むことで、クリスチャンでもそうでなくても、有意義な学びを得ることができると思います。

③ 子どもたちのために世界を良くしようと励んでいるカッコいい大人と、一緒に働けます。
医師の葉田甲太さんの書籍が基になった「僕たちは世界を変えることができない」という映画を観たことがありますでしょうか?
この映画ではカンボジアの社会問題を前に、自分に無力感を感じる日本の大学生の姿がリアルに描かれています。私はこの映画が大好きです。私も同じように感じたことがあるからです。フィリピンタイのスラムを訪れ、自分の不甲斐なさを思い知った時のあの感情は忘れられません。

「”何もかも”はできなくとも、”何か”はきっとできる」

これはワールド・ビジョンが大切にしている考え方です。スタッフボランティア全員ができることをして、世界を良くしようとしています。そんな確固たる志をもったカッコいい大人たちと一緒に働くという経験を通じて、世界は変えられないと考えるのではなく、私にもきっと”何か”ができると信じて、それを追求していきたいと思うようになりました。社会人になる前にこの経験が出来てよかったと心から思っています。
憧れの大人がいると、将来のビジョンはより鮮明になります。

おわりに
この記事を通じて、少しでもWVJの魅力が伝われば嬉しいです!
これで私は卒業となりますが、これからは皆さまと一緒にWVJを応援していきたいと思っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

大学のゼミでタイへ ここでも民族衣装を着ました

大学のゼミでタイへ ここでも民族衣装を着ました

マーケティング第1部 新規ファンドレイジング課 インターン
鳥海 花菜

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この記事を書いた人

WVJ事務局
世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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