【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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インターン体験記:はじまりは、小学5年生!?

はじめまして、こんにちは!
2020年4月から、ワールド・ビジョン・ジャパンの新規ファンドレイジング課でインターンをしています、岩本むぎです。

現在、国際基督教大学(ICU)学部4年生で、教育学を専攻し、副専攻として平和学も学んでいます。インターンとしては、SNSでワールド・ビジョンの活動の様子や、チャイルド・スポンサーシップの魅力を発信しています!

現在、ワールド・ビジョンでは「新しい自分、ここから。」キャンペーンを実施中です。
実は今年のテーマを聞いたとき、一番に思ったのが、
「あ、これ私のこと!」 
ということでした。

今回は、ワールド・ビジョンとの出会いが、こんなにも1人の人間の人生を変えてしまった!という嘘のような本当のお話をしたいと思います。

11歳の私と、ワールド・ビジョン

私がワールド・ビジョンについて知ったのは小学校5年生の時でした。母が現在に至るまでチャイルド・スポンサーシップの活動に参加しているためです。

私は特別裕福な家庭で育ったわけではありません。
当時の幼い私は活動の意味も知らず、
「なんで違う国の子のためにお金を使っているの??私にも新しい服を買ってよ~!」
と母に悪態をついていました笑

その時、母が私に言った言葉が今でも忘れられません。
「むぎ、私は今まで恵まれて生きてきたから、その恩返しを今世界にしているの。むぎの今いる、恵まれてる環境も当たり前ではないの」

そして、もし将来誰かに感謝したいと思ったその時は、両親ではなく誰か困っている人に何かしてあげてね、と言われました。その後一緒に、母が当時スポンサーをしていたミャンマーの女の子に手紙を書いたことを今でも覚えています。

この母の一言と、ワールド・ビジョンとの出会いが、私の人生を大きく変えることになるとは当時の私は想像してもいませんでした😳

左:当時の私、右:チャイルドから届いた手紙

左:当時の筆者、右:チャイルドから届いた手紙

フィリピンに行くことを決意

ワールド・ビジョンとの出会いがきっかけで、世界に興味が湧き、実際に世界に飛び出してみたいとうずうずしていた私。ひょんなことから高校一年生の冬にフィリピンにボランティアに行ったことが新たな転機となりました。

そこでICUのすてきな学生さんと偶然出会い(この時はICUの存在を知りませんでした笑)、「いいな〜面白そう〜」と言っているとフィリピンで出会った友人が一言。

「むぎ、入っちゃいなよ」

この一言で、ICUの入学を決意。
入学当時から平和研究の専攻を考えていたのも、小学五年生から続く「世界平和の思い」が大きな要因でした。

フィリピンで子どもたちと遊ぶ私

フィリピンで子どもたちと遊ぶ筆者

インターンから、新たな私が始まった!

ICU在学中は、子ども向けミュージカルサークルに所属し国内外でボランティア公演をしたり、教育系のNPOで長期インターンを経験したり、留学に行ったり、と私の勢いは止まりません。

子ども向けミュージカルサークル「劇団虹」にて

子ども向けミュージカルサークル「劇団虹」にて

そして、あるときワールド・ビジョン・ジャパンでの長期インターンの採用情報が偶然目に止まりました。
これは、やるしかない!と思い、アメリカから面接を受けました(当時は長期留学中)。

今までは、ボランティア活動やNPOのインターンで、自分が実際に現場で活動するということがメインでした。しかし、今回のインターンの活動は、現地に赴いて自分が動いて…というものではありません。
現場で実際に動き回ることが好きだった私にとって、活動前は「物足りないのでは?」という不安も少しありました。
ですが、そんなのは全くの杞憂でした。

帰国してからは、新型コロナウイルスで事務所ではなく、在宅で作業を行う日々。初めは分からないことばかりでしたが、なんともう、楽しくてしょうがないんです。知識と経験が豊富なスタッフの方々に囲まれて、多くのことを日々吸収しています。自分でもチャイルド・スポンサーシップの魅力を再発見し、どうしたら、1人でも多くの方にこの魅力をSNSを通じて伝えることができるのか試行錯誤の連続です。

インターン開始から約半年が経過した今、思うことは、
自身が実際に誰かのために現地で動くだけでなく、「誰かのために何かをしている人、またはしたいと思っている人」を裏から支える活動も同じくらい価値がある、ということです。

インターンを通して、また新たな世界を見ることができ、「新しい自分」にも出会うことができました。
当時の11歳の私が今の私をみたらなんと思うのかな。きっと喜んでいるはず!

リモートで活動する筆者

リモートで活動する筆者

「新しい自分、ここから。」キャンペーン

すでにスポンサーとして参加されている方は、ぜひご家族・ご友人にチャイルド・スポンサーシップのご経験、参加理由等をシェアしていただければと思います。
それが、誰かの人生を大きく変え、巡り巡って世界を変えていくことにつながるかもしれません。

チャイルド・スポンサーシップには、そのような力があると思います。
実際に人生を大きく変えられてしまった私だからこそ、自信を持ってお伝えできます。

1人でも多くの子どもたちの未来を一緒に守りませんか?

現在2000人以上の方が参加中
クリスマスキャンペーンへのご参加お待ちしております!
★チャイルド・スポンサーシップに参加する!

そして実は私、ワールド・ビジョン・ジャパンの公式LINEアカウントの運営を担当しています。
支援地の様子や、子どもたちのほっこりするストーリーをお届けしているので、お友達登録をして応援していただけたらと思います☺️
簡単お友達登録はこちら!


WVJは厳しい環境に生きる子どもたちに支援を届けるため、11月1日~12月28日まで、3000人のチャイルド・スポンサーを募集しています。

この記事を書いた人

WVJ事務局
世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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