【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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恐れの時代に、希望を届ける

こんにちは。ワールド・ビジョン・ジャパン教会担当コーディネートの長下部(おさかべ)です。(前回のブログはこちら

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が、多くの方々の命を奪い、私たちの健康を脅かしています。先行きの見えない恐れの中で、自分自身の生活や社会の在り方について見つめ直しておられる方も多いのではないでしょうか。

キリスト教の暦では、今はLentの期間に当たりますが、実は、これは、「見つめ直し」ための期間でもあります。

Lent(レント)をご存知ですか?

Lentとは、「四旬節」「受難節」と訳されることが一般的で、イースター(復活祭:2020年は4月12日)までの46日間を指し、生涯を通して味わったイエス・キリストの苦しみに思いを馳せる期間とされています。その苦しみのクライマックスは、キリストが十字架にかかったとされる聖金曜日です。

この受難節の期間、多くの教会では、紫色の装飾が使われます。キリスト教の伝統では、紫色は、節制や償い、回心を表す色とされています。

この期間、教会では、イエス・キリストの味わった苦しみに思いを馳せ、自分の生活を振り返りながら、自分の好きな食べ物や習慣を我慢したり、助けが必要な人々に自分の持っているものを分けたりすることを通してイエス・キリストにならう生き方や教えの体現が推奨されます。

苦しんでいる人に手を差し伸べるという生き方

キリスト教精神に基づいて活動するワールド・ビジョンの全世界のスタッフにとって、イエス・キリストの生き方や教えに心に留めることは大切なことです。

聖書にこのような言葉があります。

あなたがたはわたしが空腹であったときに食べ物を与え、渇いていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、わたしが裸のときに服を着せ、病気をしたときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからです。・・・まことに、あなたがたに言います。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。

この言葉は、私にとって、イエス・キリストにならう者の生き方のヒントを教えてくれる言葉です。ここには、宗教、人種、民族、性別などにかかわらず、上記に記されているような貧困や抑圧のために苦しんでいるすべての人々に手を差し伸べる大切さが示されているように思います。

どんな時も、希望を届けたい

Lentを過ごす中で、私個人にできることはごくごく僅かだけれども、経済的・社会的弱さの中で生きる人々にために何ができるのかについて、今一度見つめ直す機会となりました。

Lentの目的地は、希望の象徴であるイースターです。ワールド・ビジョン・インターナショナルでは、グローバル保健緊急対応(Global Health Emergency Response)チームが立ち上がり、新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を受けやすい脆弱な地域の支援に乗り出しましたが、イエス・キリストがそうであったように、ワールド・ビジョンの支援を通して、苦しみや恐れの中に生きることを強いられている人々に希望を届けることができたら、と願っています。

 

サポートサービス部 教会コーディネート
長下部 穣


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