【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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私を支える想い~なぜ、ワールド・ビジョンで働こうと思ったのか~

こんにちは。
マーケティング第2部サービス開発課の今井です。
チャイルド・スポンサーの皆さまに成長報告やチャイルドからの動画をお届けしたり、ご支援者に募金水・食糧)案内・報告を発送したり、WVカフェ開催を担当している部署で働いています。

ブログ執筆の依頼が来た時に、何について書いたら良いか迷いましたが、今日は、私がワールド・ビジョン・ジャパンで働いている理由について書きたいと思います。

ワールド・ビジョン・カフェ in 東京にて

ワールド・ビジョン・カフェ in 東京にて

2つの理由

私がNGOで働くことについて考え始めたのは、大学生のころです。将来自分が何をしたいのかを考えていた時に、2つのことからこの仕事がしたいと思いました。

1つ目は、それまでの人生(そう、まだ10代そこそこです)を振り返り、「今の自分があるのはたくさんの人に支えてもらったからだな。それがなかったら、自分自身も教育をどこまで受けられたか分からないな」と思ったからです。そのことに感謝して、今度は自分が誰かのために何かできないかなと考えるようになりました。

2つ目の理由は、ある先生のお話からです。その先生は、「仕事には生活をするため(お金を得るため)の仕事と、自分の生涯を通して、したいと思う仕事、専門的知識を要する仕事の3つがある」というお話をされました。もちろん、そのほかにも「仕事」を定義する言葉はありますが、その時の先生のお話に影響を受け、「自分の生涯を通して、したいと思う仕事に就きたい」と思いました。

ただ、その時点で私の職歴はゼロでした(大学で専攻していた課目の関係でインターンはしていましたが)。「NGOで採用募集があったときに応募できる経験を積もう」と社会に出たものの、やはりNGOで仕事がしたいという気持ちはあり、その時の仕事からNGOでの転職を試みるも、当時は就職氷河期。「もうNGOでの仕事に道は開かれないのかな」と思いながら、最後の最後に応募したのがワールド・ビジョン・ジャパンでした。

自分のためではなく、誰かのために

今、NGOで将来働きたいと思っている方は、海外の大学院に行かれたり、開発途上国に積極的に目的をもって行かれたり、自分の中で計画した将来図をしっかりと持っていらっしゃるなと思います。

私は入団して15年以上経ちますが、仕事に行くのが嫌だなぁと思ったことは(感謝なことに)一度もありません(笑)。大変なことはあるし、苦手なこともやらなくてはいけない状況になったり、疲れて嫌な思いをすることもあります。

でも、そういう時こそ「なぜこの仕事をしているのか」を自分に問い、最初にこの仕事を目指した時の想いや、この仕事に就きたくても、さまざまな事情でその願いが叶わなかった人のことを考えると、大体のことは吹っ切れます。
私がワールド・ビジョン・ジャパンで一人分の席を持っているということは、誰かがこの席に座れなかったり、扉が開かなかったということ・・・。だったら、今の自分ができるベストを尽くしていこうと思います。

また、担当業務をしっかり進めていくことも大事ですが、常に最も脆弱な立場の子どもたちへ支援を届けるため、また、一人でも多くの子どもが豊かないのちを生きることができるようになるためというビジョンに向かって、そこに自分が何か貢献できていればと願いつつ働いています。

バングラデシュの子どもたち

バングラデシュの子どもたち

ワールド・ビジョンの仕事は、日本のご支援者やボランティア、支援地域に暮らす人々や子どもたち、また、世界中にいるワールド・ビジョンのスタッフと、この活動を進めているんだということを強く感じます。また、団体の戦略やビジョンをもとに、私たちスタッフは常に変化に対応していくことを求められます。

この働きで行うことすべては、自分のためではなく、誰かのためであり、この活動に参加してくださる皆さんの想いがあるから、大きなインパクトと変化を支援地域に届けられていることに感謝しています。

支援地訪問ツアーでチャイルドの一人と

支援地訪問ツアーでチャイルドの一人と

マーケティング第2部 サービス開発課
今井 かおり

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【今井スタッフの過去のブログ】
現地スタッフ来日!一番の気づきは…?
雨ニモマケズ、風ニモマケズ…
ご存知ですか?「つながる場所」


ワールド・ビジョン・ジャパンでは厳しい環境に生きる子どもたちに支援を届けるため、11月1日(金)~12月27日(金)まで、3000人のチャイルド・スポンサーを募集しています。

クリスマスまでに、あと3000人の子どもを救いたい

この記事を書いた人

WVJ事務局
世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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