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チャイルドの名前にまつわるあれこれ

ベトナムに駐在中の木戸スタッフのブログでは、ベトナムの多数民族(キン族)の名前について、現地スタッフから教えてもらったおもしろマメ知識をご紹介しています。

さて名前と言えば、チャイルド・スポンサーの皆さまはチャイルドのフルネームを、すぐに言えるでしょうか!?
「言えない…」という方、大丈夫です!
私たちの22の支援国のチャイルドの名前はまさに多種多様ですから、覚えるのがとても難しいと思います。
例えば、スリランカの名前はとても長い。アフリカには、日本人には衝撃の「ン」から始まる名前まであります。

ウガンダの子ども

ウガンダの子ども

日本人には聞きなれない音になってしまうチャイルドの名前ですが、きっとどの国でも思いを込めて名付けているはず。
そのようなわけで、チャイルドの住む国の名前にまつわる情報あれこれを集めてみました。

まずはモンゴル。チャイルド紹介カードでは、すべての国のチャイルドの名前を「姓,名」の形に整えてご紹介しています。
モンゴルの場合この「姓」にあたる部分は父親の「名」となっているようです。
また女の子の名前で「~ツェツェグ」というのは、「花」という意味だそうです。

驚くことに「ネルグイ→名無し」、「フンビシ→人間ではない」などという、日本なら虐待か?!と騒ぎになりそうな名前も一般的ということですが、これはかわいい子どもが悪霊に取り付かれないように、わざと悪霊に人間とバレないような名前にしているということで、独特な形で愛情が込められているようです。

モンゴルの男の子(げんをかついで男の子も幼い時は髪を伸ばす風習があるそうです)

モンゴルの男の子(げんをかついで男の子も幼い時は髪を伸ばす風習があるそうです)

バングラデシュのチャイルドの名前リストを眺めていると他国に比べ同姓や同名が多い事に気がつきます。
そのせいもあるのでしょうか、同国に駐在経験のあるスタッフに事情を聞いてみると、人々は本名と別にニックネームを持っていて、日常生活はニックネームで過ごしているということでした。
中には、本名を尋ねてみると、「…なんだったっけ?」と思い出すのに時間がかかる子もいるようです。

タイでも、やはり本名とは別のニックネームがあるようです。
例えばまるまると太った赤ちゃんには「太ってる」、ほくろがあると「ほくろ」という直球なつけ方もあるとか。そのほか動物にたとえて「豚」「ねずみ」というニックネームもあるそうです。

またモン族はもともと名(ファーストネーム)だけの人が多く、「姓」は一般的ではなかった経緯があるため、もしチャイルドの正式な名前の「姓」の中に「姓」の意味を表す「SAE」がある場合には、モン族であることを示していることが多いそうです。

一方ベトナムに住む男性のモン族は、ミドルネームに「A」があるということが多いそうです。
ベトナムでは、ミドルネームで、男性か女性かが分かるようで、女性は、「THI」、男性は「VAN」などがポピュラーだそうです。

なお、名前の話題に関連しますが、チャイルドについてブログ、Facebookなどインターネット上でご紹介くださる際には、チャイルド個人が特定されないよう公開する情報を「ファーストネーム、国名、年齢」に留めていただけるようお願いいたします。
(チャイルド紹介カード上で名前は「姓、名」となっておりますので、ファーストネームは右側となります)
WVには、子どもたちの権利を守るための「チャイルド・プロテクション・ポリシー」があります。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

コンタクトセンター課 石川 章子

石川スタッフ

この記事を書いた人

WVJ事務局
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世界の子どもたちの健やかな成長を支えるために、東京の事務所では、皆さまからのお問合せに対応するコンタクトセンター、総務、経理、マーケティング、広報など、様々な仕事を担当するスタッフが働いています。
NGOの仕事の裏側って?やりがいはどんなところにあるの?嬉しいことは?大変なことは?スタッフのつぶやきを通してお伝えしていきます。
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