【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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40億円と中古のTシャツ

Tシャツについてお願いをする水上スタッフ

Tシャツについてお願いをする水上スタッフ

10月29日(土)に東京で開催したWVカフェに集まって下さった約100名の方々に、水上スタッフが1枚のTシャツを手に、お願いをしました。

「このTシャツを着て、11月1日から12月27日まで行うキャンペーンのアピールに協力をいただけないでしょうか。 おもて面に『20』という数字がありますが、これはワールド・ビジョン・ジャパンの20周年の時に作ったものですので、5年前のものです。それに中古です。
でも、うら面にも『ワールド・ビジョン・ジャパン』という名前が入っていますので、ぜひとも散歩の時などにこれを着てアピールをしていただけないでしょうか。中古とは言っても、ちゃんと洗ってありますのでご安心ください!」

WVカフェのようす

WVカフェのようす

11月を目前にした晩秋に、5年前の、中古の、しかも半そでのTシャツを着てアピールしてもらえないか? とは、いわゆる“世間一般の常識”というものから考えると、何とも奇妙な依頼です。
しかし、その奇妙な依頼に対し、参加下さった方々は、列をなして30枚のTシャツすべてを受け取って下さったのです。そして、イベント後のアンケートには、「中古Tシャツのプレゼンはステキなアイデアです。一枚いただいていきます。スポーツジムで着用します。」とまで書いて下さったのです。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、東日本大震災で被災された方々への支援のために、日本の人々と世界の人々から40億円を超える募金を寄せていただいています。本当に大きなお金で、その金額だけを見るととても豊かな団体に見えるでしょう。しかし、私たちは、その募金を寄せて下さったお1人おひとりの思いを覚え、その思いに応えるために、被災者の皆さんのニーズを探りながら1円も無駄にすることのない支援を目指して活動を続けています。

Tシャツを着てくださっているボランティアの方

Tシャツを着てくださっているボランティアの方

そして、そのことは同時に、このような自国での大きな痛みや悲しみを体験することを通し、改めて世界で困難の中にある子ども達や人々に思いを向ける時でもあるとも思わされています。その思いをカタチにするための一つが、中古のTシャツを活用していただくお願いとなったのです。
その常識はずれのようなワールド・ビジョン・ジャパンからの依頼に対し、常識を超えた思いで応えて下さった多くの人々と同様な思いをもって下さっている人々ともに進めているキャンペーンです。
キャンペーンのテーマは、『途上国の子どもたちも、被災地の復興も』です。
ぜひとも、次のページもクリックしてみてください。

この記事を書いた人

高木克巳
高木克巳マーケティング第二部 部長
関西大学卒業後、地質調査・井戸掘削会社および斜面保護・緑化会社に勤務。現場作業や土木施工監理技師として施工管理などを担当。
1992年に渡英し、グラスゴー・バイブル・カレッジに留学。
1995年に帰国し、ワールド・ビジョン・ジャパンに入団。
2000年度よりマーケティング部長(旧 国内事業部長)。
2015年度よりマーケティング第二部長。
2017年度よりサポートサービス部 教会パートナーシップ・コーディネーター。
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