【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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養蚕プロジェクト

小学校以来かな・・
久しぶりに”お蚕さん”をみました!
小学生のとき、教室で蚕を繭になるまで育てたことがあります。
しかし・・・
その繭から、絹糸になるまでの過程は、
恥ずかしながら、今の今まで知りませんでした。

日本の養蚕の技術は、相当優れているのだそうです。
でも、最近では、だいぶ縮小されて、
その技術が、あまり生かされていないのが現状です。(>_<)

そんな日本のプロフェッショナルたちが国境を越え、
インドの地で、そのすばらしい技術を移行しています!!
日本の誇りですね!>^_^<
インドの繭では、一本の糸にしたとき、600メートルぐらい。
日本の繭では、800メートルから1キロにもなるのだそうです。
その上、クオリティも高い。
日本の技術を、インドの人々は、少しずつ学び、成功し始めています。

どんなことでも新しいことに挑戦するのは、
とても勇気のいることです。
ましてや、自分たちの慣れ親しんだ技術があれば、なおさら変えていくのは難しい。
しかし、
インドの技術も大切にしながら、さらに新しい日本の技術を取り入り、
クオリティーの高い、いい絹糸をつくろうと、
養蚕業の人々は、日々頑張っています。>^_^<

繭は、無駄にするところがひとつもないんですよ。
繭の上に覆いかぶさっている綿のようなものも、
繭としては、失敗しているものも、
すべて、糸を解き、寄せ集めて少し太めの糸を紡いで、
一本の糸に仕上げていくのです。

物質的にも経済的も恵まれている日本。
ゼロの状態から見れるのは、非常に少ない。
例えば、スーパーに行けば、魚は切り身の状態。
本当はどんな色をして、どんな形なのか。
野菜は、どうやって出来るのか。
土の中なのか、木なのか。
意外と知っているようで、知らないことが多い。
勘違いしていることも多い。
インドでいろんなプロジェクトを見せてもらい、
ゼロの状態を目の当たりすると、
いかに、自分自身が便利さに甘え、
物事に対して意識して生きていないかを痛感する。

シルク製品が、高級デパートに売っているのが当たり前の日本。
シルクだけではなく、どんなことに対しても、
”日本では当たり前”の物に対しても、意識しながら、
そして、感謝の気持ちを持って生きなければ・・と
ちょっと反省モードに入った今回の視察でありました。(~_~;)

蚕の競りです!

蚕の競りです!

※今回のインド訪問で、JBIC(国際協力銀行)等が、日本のODAで実施する事業も視察しました。
その視察事業からの感想も掲載しています。

この記事を書いた人

親善大使 酒井美紀
親善大使 酒井美紀ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使
女優。2007年からワールド・ビジョン・ジャパンの親善大使として活躍。
「私がチャイルド・スポンサーになったきっかけは、フィリピンのいわゆるスモーキーマウンテンと呼ばれる地域で、11歳の女の子に出会ったことです。この経験から、世界には本当に貧しい生活を強いられている子ども達がたくさんいる、ということを、深く知りました。私にも何かできることはないかな、と思っていたときに出会ったのが、ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップです。貧困の原因は社会の仕組みとつながっているからとても難しいけれど、親善大使として、支援を必要としている途上国の子ども達を訪問して実際に会ったり、その経験を皆さまにお伝えすることで貧困に苦しむ子ども達のために私ができることを、少しずつでも実行していければと願っています。」
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