【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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生き生きした人々

真っ白な歯が美しく、笑顔がまぶしい。
私が、スラムの人々と初めて会ったときの印象。
すこしシャイで・・でも、積極的!
とても素直で明るい人々です。>^_^<

どんな世界でも、女性は強い!?(笑)
ここでも、女性の自助グループが大活躍している!!
キャンドルを作る技術、お香を作る技術・・・
みんなトレーニングして、手に職をつけています。
村人たちと協力して、小規模ローンでアクセサリーを購入。
それを村人が借りることで現金収入を得たり、
お互いに、作ったものを売って、現金収入を得ています。

ある一人の女性のお話が印象的でした。
彼女は、教師。
私に一生懸命、語りかけてくれます。
”日本は、広島や長崎に原爆を落とされ、何にもない状態から
短い間に経済成長を遂げ、皆さんが豊かになりました。
私も、日本を見習いたい。インドが日本のようになればいいな”
と語ってくれました。
改めて、母国、日本を見つめなおす瞬間でした。
いいものは、お互いに学びあい、共有したい。
国境を越えて、同じ”地球人”として。>^_^<

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大人が頑張る一方、子どもだって負けてません!
いわゆる、”子ども会”というものがあります。
インドは、そこらじゅうに、ごみが散乱しています。
なかなかゴミ箱に捨てる習慣は、身につかないようです・・・。(~_~;)
その村には、7つの子供会があります。
シルバースター
リトルスター ect…
かわいらしい名前がつけられ、月に一回、ミーティングが開かれます。
そこでは、健康のこと、環境のこと、その都度、問題があれば
それを話し合っていきます。
ごみを拾う競争などして、楽しみながら、クリーンを保つことを学んでいます。

そんな子供たちに何が変わった?という質問を投げかけました。
印象的だったのは、
☆自分の能力に自信がついた!☆
という言葉です。

ワールドビジョンでは、もちろん、生活必要なサポートも行っていますが、
一番大切なことは、彼らが自活していくこと。そして・・・
“sustainability”
がとても大切なのです。
支援がなくなったあと、どのようにしていくかは、
彼ら次第。
もっと多くの人々が、自分たちの能力に自信が持てれば、
村人たちで協力し合い、高めあい、
もっとすばらしい村・・・そして社会に発展していくと信じています。

みなさんの暖かいご支援が、
人々の自信に確実に繋がっている・・・。
それを、お伝えしたかった。

そういう彼らの生き生きした姿が、
また、私たちのエネルギーになりますね。(^_^)v
彼らから、沢山の元気をもらいました。
ありがとう。\(^o^)/

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この記事を書いた人

親善大使 酒井美紀ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使
女優。2007年からワールド・ビジョン・ジャパンの親善大使として活躍。
「私がチャイルド・スポンサーになったきっかけは、フィリピンのいわゆるスモーキーマウンテンと呼ばれる地域で、11歳の女の子に出会ったことです。この経験から、世界には本当に貧しい生活を強いられている子ども達がたくさんいる、ということを、深く知りました。私にも何かできることはないかな、と思っていたときに出会ったのが、ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップです。貧困の原因は社会の仕組みとつながっているからとても難しいけれど、親善大使として、支援を必要としている途上国の子ども達を訪問して実際に会ったり、その経験を皆さまにお伝えすることで貧困に苦しむ子ども達のために私ができることを、少しずつでも実行していければと願っています。」
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