【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

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事務局長 木内真理子コラム「世界に思いをはせて Vol.5」

みなさんには大切にしているものがおありですか(高校生の息子は自転車だそうです)。
大切にしている理由はなんでしょうか。

先日ケニアのマサイ族のコミュニティを訪れたとき、ヤギをいただきました。
マサイの人にとってヤギなど家畜は大事な資産。
だから朝起きて一番に、襲われた家畜はいないか数を数えるそうです。

その大切なヤギを

「日本のご支援者に感謝を表したくて・・」

と手渡してくれたマサイの女性。

ぐっと来ました。

国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン事務局長 木内真理子

賢そうなマサイのヤギと(連れて帰れないので丁重にお礼を言ってお返ししました)

賢そうなマサイのヤギと(連れて帰れないので丁重にお礼を言ってお返ししました)

※こちらの文章は、ご支援者向けに発行している「ワールド・ビジョン ニュース」に連載しているコラム「世界に思いをはせて」を転載したものです。

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この記事を書いた人

木内 真理子WVJ理事・事務局長WVJ理事・事務局長
青山学院大学を卒業後、国際協力銀行(JBIC)前身のOECFに入社。途中英国LSE(社会政策学)、オックスフォード大(開発経済学)での修士号取得をはさみ、アフリカ、インドネシア、フィリピンにおいて円借款業務を担当。母になったことを契機に転職。東京大学にて気候変動、環境、貧困など21世紀の課題に対応するSustainability Scienceの研究教育拠点形成に従事。「現場に戻ろう」をキーワードに08年10月よりWVJに勤務。アフリカ、中南米、ウズベキスタンを担当。2011年5月より、東日本緊急復興支援部長。2013年4月より副事務局長。2017年4月より事務局長。2020年4月より現職。東京工業大学非常勤講師、JICA 事業評価外部有識者委員、JANIC理事、日本NPOセンター理事、タケダいのちとくらし再生プログラム助成事業選考委員
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