【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

Read Article

日本の子どもたちの可能性

私どもワールド・ビジョンの現地訪問ツアーに参加された多くの方々が異口同音におっしゃるのは、「子どもたちの目が輝いていた」「明るく元気な子どもたちの笑顔が忘れられない」という言葉です。と同時に、「恵まれているはずの日本の子どもたちに目の輝きがないように感じる。明るく前向きに生きようとする意欲が感じられない」ということも良く聞きます。それは、恵まれた環境が当たり前で感謝する心を失い、少子化により周囲に甘やかされて育ち、自分で考える力が低下しつつあることが理由ではないかと言われています。

でも少し違う見方をすることもできます。今、ワールド・ビジョン・ジャパンの事務所を多くの子どもたちが訪問しています。また、学校からの依頼でスタッフが学校を訪問し、講演会や総合学習も行っています。それらに参加する子どもの総数は、年間1,000人を超えています。開発途上国への理解を深めるための教材を使って説明したり、写真やビデオを通して現地の子どもたちの様子を語るなどしています。

多くの子どもたちは、真剣に、また、素直に関心と興味を示します。世界で厳しい環境の中、必至に生きている開発途上国の子どもたちの生き様を知るとき、日本の子どもたちの心に変化が起きます。日本の子どもたちが、自分のことだけではなく、世界の中での自分の生き方や、他の人との関わりを考えられるようになることは、開発途上国を知ることの素晴らしい面です。

この記事を書いた人

片山常務執行役員
片山常務執行役員ワールド・ビジョン・ジャパン常務執行役員
大学卒業後、三井住友海上火災保険株式会社(旧大正海上火災)入社。1982年同社を退職し、キリスト者学生会(KGK)の関東地区主事となる。海外との文化交流事業、日本人学生の海外派遣事業、在日留学生の支援事業等も行う。フィリピンにおける2カ月間の研修および中国、タイ、インド、インドネシア等の視察を行う。
1992年同会を退会し、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン入団、事務局長。
1999年イギリス マンチェスター大学大学院IDPMにて「社会開発」と「NGOマネージメント」を学ぶ。
2001年から常務理事を兼務。2017年3月で事務局長を退任。
現在、常務執行役員。https://www.worldvision.jp/news/shien/20170331.html
共著:「連続講義 国際協力NGO」(日本評論社)
Return Top