【スタッフ・ブログ】国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン

アッパーナイル便り② 行動変容への第一歩

アッパーナイル便り② 行動変容への第一歩

行動変容は外部からの情報だけでは起こりえない。「トイレの後に手を洗わずにご飯を食べると病気になるんだ」、「浄水装置からきれいな水を汲んでも水を入れる容器や水がめが汚かったらお腹をこわすんだ。」というひとりひとりの気づきが必要だ。 ワールド・...

アッパーナイル便り① シルック王国は新築ラッシュ(2007年5月)

アッパーナイル便り① シルック王国は新築ラッシュ(2007年5月)

事業地のあるシルック王国では、村のあちこちでトゥクルと呼ばれる茅葺屋根の家の新築ラッシュだ。 シルック出身のスタッフにわけを聞くと、「家が手狭になったため」、「避難先から戻ってきた人たちが多いため」という答えが返ってきた。本格的な雨季(6月...

ダルフール日記③:平和への第一歩となるか

ダルフール日記③:平和への第一歩となるか

ワールド・ビジョンでは、2月11日から14日までの4日間、支援地域25コミュニティのリーダー75人(男性61人、女性14人)を招いて「平和」をテーマとしたワークショップを開いた。「平和」という言葉は、今なお2百万人以上が避難生活を行なってい...

ダルフール日記②:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 2

ダルフール日記②:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 2

スーダン人の同僚より家に招かれることがよくある。砂糖のたくさん入った自家製のレモンジュースに始まり、肉、シチュー、サラダ、チリソース(唐辛子にレモン汁を絞ったもの)、塩とパンが盛られた大きなお盆を囲んで一緒に食べる。イスラム教では左手は不浄...

あるNGO職員の誕生日によせて

あるNGO職員の誕生日によせて

小生もう少しで50回目の誕生日を迎える。一応110歳を目標に日々精進を続けているが、そこまで長寿を与えられたら、きっと世界の長寿ランキングにも入るであろうし、NHKあたりから取材の依頼やら総理大臣が支持率アップを狙って訪問したいなどといって...

ダルフール日記①:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 1

ダルフール日記①:チーム作りは同じ釜の飯を食うことから始まる 1

場所:ワールド・ビジョン・北スーダンのチーム・ハウスNo.2(南ダルフール州都ニヤラ市内) 様々な意味でチャレンジの多いダルフールで働く中で、気分転換の一つは、学生寮のようなチーム・ハウス[i]で台所を共にする同僚と囲む食事だ。私が住むチー...

モロッコでの経験

モロッコでの経験

「NGOで働く前は何をなさっていたんですか?」 この質問も多くの方から頂く。 もうそれは20年以上も前の話であるが、私は青年海外協力隊員として、北アフリカのモロッコと言う国へ派遣された。 職種はなんとバレーボールであった。 当時の私は大学の...

リベリア事業のスタッフ紹介(その2)

リベリア事業のスタッフ紹介(その2)

事業は、実際に現場で汗を流しているスタッフだけでは回らない。現場にいるスタッフとスタッフをサポートする首都モンロビア事務所のスタッフとが協働するからこそ動くのだ。 井戸や家族用トイレの建設や丸太橋・小学校修復用の200種類以上にのぼる道具・...

リベリア便り(2006年5月)~リベリア事業のスタッフ紹介(1)

リベリア便り(2006年5月)~リベリア事業のスタッフ紹介(1)

「僕はキャタピラー。グレーダーが仕事をする前に道を整える役割だ。」と語ってくれたのは、リベリア事業の重鎮の一人で、事業対象地のテウォー県のフィールド調整員モーゼス・ボトムレーである。 モーゼスとポパ県のフィールド調整員のモモ・カイファは、同...

あるNGO職員の食生活

あるNGO職員の食生活

時々支援者の方々から、「アフリカのプロジェクト地に滞在される時はどんなものを食べているのですか?」というような質問を受ける。 わたしの現地での食生活は滞在短期の長さとプロジェクト地周辺の状況によって様々である、、。 例えば、紛争により難民や...

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